カード名 | メガサイズ・ジャックポッドマシーン | 効果: [このカードをフリーズする]《ノーマル》あなたは自分の山札をシャッフルし、自分の山札の番上のカードを公開し、持ち主の山札の番下に裏向きで置く。そのカードがこのカードと同名のカードならば、あなたはカードを2枚まで引く。そうでないならば、あなたは自分の山札の番上のカードをプランゾーンとして表向きにする。 | ||
属性 | - | |||
種別 | ベース | タイミング | ノーマル | |
使用コスト | 青2 |
IV-4 天魔光臨にて登場した、青の軽量?ベース?。
ギャンブルカードの1枚であり、《益々繁盛》と同等のドロー効果を生む。
天魔光臨にて各色に登場した、同名カードがデッキから見えた時に効果を発動するサイクル?の青。
デッキをシャッフルし、デッキトップ?をめくる。そうしてめくったカードが同名カードであれば効果を発動するというギャンブル要素の強いカード。
かつタイミングがノーマル?のため使えない印象を受けてしまいがちだ。
しかしそれでも、ギャンブルのリスクと賭けに勝ったときのリターンを考えるとそこまで辛くは無い。
このカードは2エネルギーでプレイ可能なのでユニットの展開をそこまで阻害しない。
同名カードをめくる賭けに勝つのは難しいものの、失敗してもプラン?を作成できるのだから、このカードに支払ったコスト損失分はすぐ取り返せるだろう。これは意外に大きく、呼声の効果がプラン?に及んだものとほぼ変わらない。
当然ながらこのギャンブル効果で同名カードを当てるのは難しい。
30枚以上デッキが残っている状態ならば同名カードをデッキトップに見せる確率は、フル投入した場合でも15分の1を越える。それらが1枚でも手札やスマッシュに入るとさらに低くなっていく。実際このカード以外の別のドローソースを積極的に投入している場合はこのカードを手札にダブらせることも珍しくは無い。
そして、稀にとはいえギャンブルに勝った場合の効果も微妙。確かに一見するとそこそこ強力、に見える。
だが、ほかの色の同サイクル?は超火力や超サーチや超エネルギーブーストなど。分の悪い賭けに勝てば禁呪クラスの効果を発生させるようなものだが、このカードははただのドロー補助。つまり《益々繁盛》等の、3コストストラテジー?程度の効力くらいしかない。
ともあれ3ドロー以上の能力を持つと逆に同名カードを引いてしまう確立も上昇してしまうため、仕方の無い処置ではある。
デッキがどんどん減っていくディメンション・ゼロというカードゲームの性質から、後半になればなるほどこのカードをめくる確立は上昇していくため常に分が悪いというわけではない。
後半までに同名カードがデッキから無くなってしまった場合も、エネルギーを使わずにプラン?をめくれるため完全に死んでしまうわけでは無いだろう。
覚醒の刻にて大幅に追加されたプランゾーン効果?関連のギミックを促進させる上でプラン?をただで作れる利便性は高い。
ギャンブルとノーマル?タイミング以外にも欠点は多い。
まず効果の特性上、3枚投入しないと効果が薄い。しかしこのベースをフル投入すると他のカードの採用枠が狭くなる。
次に、2回デッキトップをオープンするので1枚目で外れても2枚目で当たりを引くということが、このカードを使う上での「あるある」だ。そうなると効果は発動せずプラン?を作れたうま味さえないので大外れということになる。
また暴走?との噛み合わせは非常に悪いため同時採用するのは避けた方が懸命。
フリーズ?しなければならないため、急襲や《蒼王星キングトライデント》ともアンチシナジーだ。
ところで、毎ターン山札をシャッフルするというのは想像以上に手間と時間がかかる。複数枚張った場合はプランこそノーコストで生成できるものの、半分冗談ながら遅延デッキの一歩手前になる。
総じて使いにくく感じるベース?だが、。《蒼海星ネプチューンロッド》で手軽に設置できたり、コストも軽い方なので複数枚配置して《蒼覇星ティアーブレイク》や急襲などに使ってしまうのも一つの手。
モチロンデッキスペースを大幅に必要とするため不要になる場合も多いが、入手しやすいカードとして頭の隅に置いてみると良いだろう。