《ミラーコーティング・ペガサス》


《ミラーコーティング・ペガサス》

カードデータ


カード名ミラーコーティング・ペガサス効果:
このカードがスクエア以外からスクエアに置かれる時、あなたは自分の墓地の上からカードを3枚選び、ゲームから取り除く。それができないならば、かわりにこのカードを持ち主の墓地に置く。
このカードがプレイされてスクエアに置かれた時、相手はバトルスペースのスクエアにあるパワー6000以上の自分のユニットを1枚選び、持ち主の山札の1番下に裏向きで置く。
種族ペガサス
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト白1無3移動コスト白1無1
パワー4000スマッシュ1


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
IV-3IV-3 068/105Silverrare絶望が天を引き裂き、全ての有機生命体を分解する。太古世界を滅ぼした呪われた兵器が、ついにその封印を解き放たれた。結城 遼也?


解説

 IV-3 王を超える力にて登場した、中型?ユニット
 ペガサスの一体であり、リスクはあるがにしてはかなり強力なデッキボトムバウンスを発生させる。

 プレイ時のCIP効果で、コストを無視してパワー6000以上のユニットをデッキボトム送りにできる。
 中型?大型?の凶悪なユニットを盤面から消せるのは単純にして強力。
 また、重要な点としてこのバウンス能力は対象を取っていないということも忘れないように。これにより相手が繰り出したアンタッチャブル系統も討ち取れ、再利用が非常に困難なデッキボトムという場所に送るので脅威をほぼ完全に取り除けてしまえる。

 強力な能力ではあるが、デメリットもいくつかあるため、安易に使用するのは難しい。
 まずバウンス?されるユニットだが、対象を取っていない代わりに選択するのは相手なので、狙った獲物をピンポイントで対処できない場合もある。
 加えてパワー6000以上のユニット限定になっており、相手の場にそもそもパワー6000以上のユニットがいなければ一切機能しない。
 また、逆に何らかのサポート能力を持ったパワーの低いユニットを直撃できないとも言えるのでどれだけ有利に働くかは状況次第である。とはいえパワー6000以上となるとそれなりのサイズを持ったユニットであり、場合によっては相手の主力という場合もあるので、少なくとも相手のユニットを減らせるのは強みである。

 また、CIP時のデメリットを忘れてはいけない。
CIPの際に自分の墓地を焼かなければならず、これを満たせない場合、このユニットはスクエアに置かれることすらなく墓地に送られてしまう。これはプレイ時も同様であり、スクエアに置かれなければバウンス?能力も誘発しない。
 更にこの除外はスクエアに置かれるのと同時処理であるため、スタック?《火事場泥棒》を使われると完全にお手上げとなる。他にも《祭儀の踊り子リムセ》などを使われると相性的に場に出すタイミングないという事態も発生する。
 また、CIP時の除外は強制であるが、バウンス?能力はプレイ時限定である。カードの効果など出し直しても墓地は焼かれてもバウンス?はできないので、テキストをよく確認すること。

 と色々問題点を多く抱えているがそれでもパワーの高い致命的なユニットを排除でき、このカードの使用コストも低く、色拘束も少ないことは十分なメリットである。
 種族ペガサスというのも利点の一つであり、《アーマード・マキシマム》により合成?の素材として活用ができる。場に出した後に運用が難しいのでさっさと墓地に送れる上、合成?ならば一発で墓地が3枚増やせるので後続のこのカードの効果を有意義に使えるともいえるだろう。

 バウンス?だけにしてもという色で明確な除去能力を備えているだけでかなりの強みがある。墓地を焼くデメリットもならば比較的安いものであるのも大きい。
 対象を取らない点を活かし、数多くのサポートを利用して使っていこう。

  • 墓地の上から』という初めてのテキストを持ったが故に、今までそれほど問題では無かった墓地の順番が重要になった。
    墓地をシャッフルするなどして順番がわからなくなってしまうと大会では負けてしまう恐れもある(不正処理の無いように)ので注意したい。加えてスタック?の順番も間違えないよう一つ一つ丁寧に処理して解決する必要がある。と、少々ルールを煩雑にしてしまった。
    しかし元々スタック?の順番などは丁寧に処理する必要があり、その必要性が明確になっただけともいえようか。

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