カード名 | マグマ・ダンサー | 効果: あなたのスマッシュゾーンにあるカードが相手のスマッシュゾーンにあるカードより少ない場合、このカードのパワーを+3000する。 相手のユニットが相手のカードの効果でスクエアに置かれた時、あなたはそのユニットを持ち主のスマッシュゾーンにリリース状態で置き、相手は自分のスマッシュゾーンにあるカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。 | ||
種族 | ハーピー | |||
種別 | ユニット | タイミング | クイック | |
使用コスト | 赤2無2 | 移動コスト | 赤1無1 | |
パワー | 4500 | スマッシュ | 1 |
収録セット | No. | レアリティ | フレーバーテキスト | Illustration |
IV-3 | IV-3 006/105 | Silverrare | - | toma |
IV-3 王を超える力にて登場した、赤の中型?ユニット。
ハーピーらしい攻撃的な能力に、間接的な除去を持っている。
このコストにしてこのパワーはそれほど高くはないが、優勢時であれば3000という高いパンプアップ?を受けられる。
このパンプアップ?を受けられればパワーが7500という大型?にすら負けずとも劣らないレベルのサイズを獲得できる。
要はスマッシュの数値でリードしていれば良く、攻撃的な性格のカードを多数搭載している赤なら比較的条件を満たしやすい。
もう一つの誘発型能力は《メロー・カード》から続いてきた系列のユニット潰し。
プレイではなく、相手のカードの効果により出現したユニットに対処するための効果であり、コスト踏み倒しやリリースイン?などもこれに該当する。
つまりこのカードが場に出ている限りそれらの効果を使ってユニットを出現させること自体が不可能になり多くのカードを腐らせやすい。ターン内での回数制限も無いので、幅広い状況も対応可能なのも魅力だろう。加えて盤面に置いてあると狙われやすいのを見越して相手がそれらのカード効果を発動した場合にスタック?して展開してやると妨害を行いやすい。
こちらは除去?までの過程が少々遠回りになっている。
効果で出現したユニットならばそれをまず相手のスマッシュゾーン?にリリースで送りつける。その後相手は自分のスマッシュ?を1点分墓地に送るという仕様。
中々回りくどいが、相手のスマッシュ?が1点起きる意外には、結局そのユニットを除去したという状態は成立するのであまり変わらないだろう。むしろスクエアから直接墓地に送らない分相手の妨害になる部分も多いといえる。
と強力なカードだが幾つか運用の注意点も挙げておきたい。
まず優勢時のパンプアップ?だが、これは自然に満たせる状態を目指し無理に狙うという事は避けたい。
確かにスマッシュが勝っているだけで得られるパンプアップ?は強力だが、その分相手はダメージという名のエネルギーを獲得している事になる。
つまり安易に1や2点程度スマッシュ?を与えても相手が得をする場面も多く、その切り返しで木っ端微塵にされては意味が無い。
無理にスマッシュ?を狙うために進軍させてもそれはそれで相手のカモでしかないので危険といえる。このカードのコストも除去?にかかりやすいラインであるのも一つの問題点だろう。
この効果はあくまで自然に発動をするという過程を目指し、場合によっては諦めるのも一つの手段だという事を忘れないように。
間接的な除去?は対応できるカードが多い反面プレイには当然対応不可。
普通に大型?が出てきた時には諦めよう。
また、このカードだけはスマッシュ?に送るという特殊な処理を挟む。
この時相手のスマッシュ?が7点になった場合に『デュエルに勝利する扱いにはない』。これは公式からの回答も出ているが、間違えやすいので気をつけよう。
非常に高いパンプアップ?の獲得、そして効果で出現したあらゆるユニットを潰せるという高い汎用性を持っている。
赤の系列で安定感が欲しいなら投入を検討してみたい。様々な状況で遺憾無くその実力を発揮できるだろう。