《ホラーハウス・ランド》


《ホラーハウス・ランド》

カードデータ


カード名ホラーハウス・ランド効果:
このカードがプレイされてスクエアに置かれた時、あなたはこのカードと同じラインのスクエアにある対象の使用コスト5以下のユニットを1枚選び、持ち主の墓地に置く。
このカードがスクエアから墓地に置かれた時、あなたはこのカードがあったスクエアと同じラインのスクエアにある対象の使用コスト5以下のユニットを1枚選び、持ち主の墓地に置く。
属性-
種別ベースタイミングクイック
使用コスト黒2無3


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
IV-2IV-2 037/105Common?-脳髄?


解説

 IV-2 禁じられし邂逅にて登場した、中量?ベース?
 プレイ時と破棄時に除去?を発生させる。

 ベース?が行う除去としては中々不思議な性質を持つ。
 このカードのプレイ時に、このカードのライン?に存在するコスト5イカのユニットを1体墓地に送る事が置く。これだけなら普通ではあるものの、このカードがスクエアから墓地に送られた際にもプレイ時と同様の除去?を発せさせる。
 このカード1枚で2回の除去を行う事ができると考えた場合には、このコストはそれほど悪くない。
 しかしながら、このカードは自力で破棄することが不可能であるためこのPIG?時効果を使うならば他のカードとの併用が前提となる。
 幸いベース?を破棄するカードには事欠かず、《琥珀の牢獄》《マッド・ティーパーティー》などなど中々に多い。他にも何らかのコストとして破棄してやったり、《ソーラービーム・サテライト》の様なカードでこちらから破壊しても良いだろう。

 単純に一粒で二度美味しいカードではあるが、やや条件に縛りがあるので使いにくい。
 まず1回目の除去はプレイ時でしか働かないので、《ピカレスク・ロマン》での設置や《だから、がんばれる》での再生などでは意味が無い。このカードのコストも相まって設置するのは意外に難しい。
 また2回目の除去は他のカードが存在しなければ完全に腐る恐れがあるので最大限活用できなければただの事故要員と化す。
 除去?ライン?の縛りがあるので、相手がこのベース?のラインを避けるのならば意味が無く、《仮初の同盟》を使用した方が早い。またコスト制限もやや痛いので、どうしても除去したいなら《殺意》のような確定除去に頼るほうがいかんせん効率も良い。

 このカードを投入するなら、極力腐らせない工夫が必要になる。
 ベース?を破棄するカードを多めに積むと危険だが、《産卵科病棟》《都市計画整備公団》のような破棄する意味のあるベース?と組み合わせると事故に繋がる危険も薄くなるだろう。もし手札で腐ったとしても《レディ・シュガー》のように手札からベース?を捨てられるカードとならば活用法が見出せる。
 墓地に送られた後は基本的に再利用が困難なので、《ブラッド・フラッグ》のような墓地から除外するためのカードとして安心して置けるのはある種の強み。またどうしても再利用がしたいのならば《二粒の涙》で破棄するためのストラテジー?とこのカードを同時に墓地から回収可能なので、組み合わせ次第では中々に機能しやすい。
 また、コスト制限が気になるのならば《人形遣いの休息》のようなカードでコストをダウンさせる事ができれば相手の不意を突くのにうってつけとなるので、様々なカードを用い工夫できるだろう。

 なるべく腐らせないようにしなければならないが、一応立たせておくだけでも相手に対してはかなり嫌らしいけん制として機能する。このカードのラインにユニットを立たせたくは無いだろう。立たせておくだけで相手が嫌うようになればわざわざこちらから破棄してやる意味が無いので、安定した補給?急襲のために置いておけるようにもなるだろう。
 見えている除去ではあるが、心理戦として駆け引きの一手として面白いカードである。

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