カード名 | ヘルハウンド | 効果: ●他のあなたのユニットがスクエア以外からスクエアに置かれた時、このカードをリリースする。 | ||
種族/属性 | ハウンド/フレイム/フォーリナー | |||
種別 | ユニット | タイミング | クイック | |
使用コスト | 赤1無1 | 移動コスト | 赤1 | |
パワー | 1000 | スマッシュ | 1 |
V-2 栄光の鐘にて登場した、赤の小型?ユニット。
ハウンドフレイムフォーリナーという三つの種族を持ち、自身をリリース?する能力を持つ。
三つも種族を持つ例の無いカードだが、パワーはかなり貧弱。
1000という数値は頼りない所か簡単にひねり潰される恐れもあるだろう。
しかし、このカードの真髄は自分自身をリリース?させる誘発型能力にある。
バトルスペース?にこのカード以外の自分のユニットがCIPした時に反応し、このカードが強制リリース?する。言ってしまえば、自分以外のユニットに反応する速攻?。
手札やプラン?から一切問わずリリース?するため、この能力は汎用性が非常に高い。
《ヘルハウンド》同士を一気に展開して動かしてやったり、隊列召喚?を決める際にも重宝する。
だが、このカードの一番の利点は覚醒のコストにしやすいという事に尽きる。
《剛燕》などの覚醒にこのカードをフリーズ?すると、覚醒したユニットの展開と同時に先ほどフリーズ?させたはずの《ヘルハウンド》が瞬時にリリース?する。
そのため、プラン?を連続で更新し覚醒を連打する場合には非常に重宝し、まるで覚醒量産機のような働きを見せられる。
自分のユニットが手札から出てきた場合でも一気にリリース?するため、相手が油断している場合の詰めや先制攻撃を与える場合にも使えるなど、かなり攻撃的な立ち回りすら可能にする。
フォーリナーやフレイム以外にもハウンドを内蔵している点も大きく、《犬闘士ケルベロス》との相性も中々のもの。
使いやすい事は使いやすいが、弱点らしい弱点はパワーの低さ。
パワーが1000しか無いので、《レディ・アマリリス》がバトルスペース?にいるだけで存在を許されなくなってしまう。
パワーマイナス?は天敵だが、普通に戦闘をこなせる範囲のものではなく火力にも弱いと覚醒に使いたいのに維持が難しい。
効率よく覚醒のコストに使っていくならば、速攻?のように手札に抱え込んでおくのも良いだろう。序盤ならともかく注意すべき相手が多いので、慎重に運用したい。
能力は回数制限が存在しないため、相性のいいカードの組み合わせでは高い爆発力を持ったコンボを作り上げる事も可能。
《大陸竜ムー》とはかなりシナジーしており、フォーリナーを積極的に利用した覚醒デッキでは引っ張りダコになる可能性を秘めている。
覚醒に限らずとも、擬似的にリリース?し続けるこのカードがいるだけで厄介な状況も多いだろう。上記にあるように隊列召喚?をするなら速攻?以上に頼りになる事もある。
使える幅が広く、覚醒デッキの安定剤として無限ギミックのエンジンとしても利用できる強力なカードになっているだろう。