《ブルー・ムーン》


《ブルー・ムーン》

カードデータ


カード名ブルー・ムーン効果:
(テキストなし)
種族ゴーレム
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト白5無1移動コスト白1無2
パワー8500スマッシュ2


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
IV-2IV-2 074/105Rare?夜空を照らす蒼白の光。穢れなき白の戦士。たにめそ?


解説

 IV-2 禁じられし邂逅にて登場した、大型?ゴーレム
 テキストの無い、通称バニラ?ユニット

 パワー及びスマッシュ?数値は《ギムレット》と同等。
 重めのコストが特徴的で、その使用コスト6の内の有色の割合が5とかなり厳しい。
 しかし、その代わりに《ギムレット》よりも移動コストが多少安くなっているという仕様になっている。

 移動コストはそこそこ安いが、《ギムレット》以上に色拘束がきついため通常の運用で機能させるのはかなり難しい。
 このカードを活用させるならば、あちらとはまた異なった方向で戦わせていく必要がある。

 手札やプラン?から普通に使用コストを支払うのは厳しいので、何らかのコスト踏み倒しにより展開するのが現実的。
 《恵みの雨の魔女》《希望の岬の魔女》あたりが主な狙い目となる。そうでなくともにはコストを簡単に踏み倒せるカードが多いのでそれらを狙っても良いだろう。
 展開後は移動にそこまで困らないものの、《雲海の牧場》があれば楽になるのは《ギムレット》と同じ。呼声を利用できればかなり安価に動かせるようになるのという点はあちらより勝っている。
 また、困り者の色拘束を逆手に取る形で《次世代天使研究所》をフル活用できる貴重な1体である事は忘れてはいけない。このカードが《次世代天使研究所》ライン?に立つと異常なパワーを取得するかなり破格なカードと化す。

 サポートその他諸々は《ギムレット》と似通ったところがあるので、両者の共存は可能。
 しかしながら、持つ色拘束のお陰であちらよりも安定性に乏しく、安易に採用すると事故要員となってしまう場合も少なくない。
 似通っている以上《ギムレット》を優先してしまう状況もあるだろう。

 《ギムレット》よりもかなり尖っているが、展開した時のプレッシャーは十分あるのでこちらを優先したバニラデッキを組んで見ても面白いといえる。
 扱いに難はあるが、サポートは多いほうなのでこちらにしか無い立ち回りをさせていこう。

  • ゴーレムの名前から考えると「ブルームーン」とはカクテルの名前からきていると思われる。 元々その名の通り月やバラを指す名詞として扱われる事もある。
    カクテルとしてのブルームーンは謎が多く、生まれた時期や製作者などが不明。
    ジンをベースにしたカクテルで、バイオレットにレモンジュースを混ぜてシェークする。
    バイオレットとは名前の通りフランスからの「パルフェタムール」という名のスミレのリキュールで、これにより薄い青紫の色をしている特徴があり、癖はあるがきつくないほのかなスミレの匂いがする奥深いカクテルでもある。
    材料の「パルフェタムール」には「完全なる愛」という意味があるにもかかわらず、このカクテルには「できない相談」という意味があり、女性が男性の誘いをスマートに断る際に使われる事があるそうだ。
    また、「ブルー・ムーン」という言葉にも「稀な事」「滅多に無いこと」という意味があり、このカードの特徴的な色拘束を体現しているといえるだろう。

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