《ブラッディ・マリー》


《ブラッディ・マリー》(ぶらっでぃ・まりー)

カードデータ


カード名ブラッディ・マリー効果:
●相手は使用コスト6以上のユニットをプレイできない。
プランゾーン効果(プランゾーンで有効になる。)『このカードの使用コストを[白2無4]にする。』
種族/属性ゴーレム
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト白2無2移動コスト白1無2
パワー6000スマッシュ1


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
II-4II-4 067/100Silverrare-??
V-1V-1 138/205Silverrare-??


解説

 II-4 新世界の呼声で登場し、V-1 覚醒の刻にて再録された中型?ゴーレム
 大きく盤面に干渉する限定的なプレイ封じ能力を持つ。

 プランゾーン効果?にてデメリットを抱えてしまっているが、その効果は非常に高い制圧力を抱えている。
 純粋にコスト6以上のユニットプレイを相手のみ封じる事で、中盤から終盤においての局面でペースを握りやすい。
 デッキにもよるが、フィニッシャー級の効果を持つユニットは高コストに固まっており、《蒼王星キングトライデント》《魔獣軍団長ヴァサーゴ》などのリリース進軍できるユニットや主たる隊列召喚?を持つユニットらを完全に腐らせることができる。

 手札に切り札があるのにこのカードが立っているだけでも出せないので影響力は計り知れない。
 加えて自分は問題無く使えるため、そのまま押し込んでしまう事も可能と大きな魅力を持っている。

 ただし、影響力が高い分扱いも難しく天敵もそれなりに多い。
 プラン?からめくれてしまうと増えた分のコストから出しにくくなるため全体のテンポが落ちてしまう。
 加えて出した後は4コスト《ナイトメア・ウインク》《切りつける人形ノエル》といった採用率の高い除去?に引っかかりやすい。
 パワーもそれほど高くは無いので前に出しにくいのもネック。
 5コスト補給?急襲持ちの《祭儀の踊り子リムセ》辺りに踏まれてしまう場合も少なくないだろう。
 また各プランジャー?である《ミラージュ・スナイパー》《妖魔の精霊使いアスタ》にもピンポイントで引っかかるのも困りモノ。
 それでいて環境の変化からコストを踏み倒しプレイしなくても高コストユニットを出す手段も増えてしまい、以前ほどのプレッシャーを持ちにくくなってしまった。

 しかし、覚醒の刻にて強化されたのサポートにより活躍できなくも無い。
 パンプアップ?《忠実なる闘士フェンリル》、除去に対する一つの選択肢である《ボーイ・ミーツ・ガール》などから維持しやすくなった。
 決して弱くは無いカードで、以前までのを支えてきたを代表するような1枚なのは間違いない。
 が好きならぜひ使って行きたいカードである。

  • ネーミングの由来は比較的有名なカクテル「ブラッディ・マリー(Bloody Mary)」から取ったものだろう。
    トマトジュースにウォッカやレモン汁などを合わせて作成されるカクテルであり、由来はイギリス・チェーダー王朝時代・宗教弾圧により大量の処刑を行ったメアリー1世の俗称 「血まみれのメアリー」から「ブラッディ・メアリー」と呼ばれることもある。
    アメリカでは「禁酒法」時代「酔えるトマトジュース」として普及し、現在では様々なバリエーションを持った人気のカクテルになっている。
    ちなみにウォッカをジンに替えると「ブラッディ・サム」、トマトジュースとレモンだけで作るとノンアルコールカクテルの「ヴァージン・マリー」になる。

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  • 画像添付 -- 2010-07-18 (日) 15:10:50