《バーサーカー・ドラッグ》


《バーサーカー・ドラッグ》

カードデータ


カード名バーサーカー・ドラッグ効果:
●あなたはバトルスペースの対象の自分のユニットを1枚選び、ターン終了時まで、パワーを+4000する。ターン終了時、そのユニットを持ち主のエネルギーゾーンにリリースして置く。
●このカードを除外する。そうするに際し、このカードがプランゾーンからプレイされたならば、かわりに持ち主の手札に加える。
種族/属性
種別ストラテジータイミングバトル
使用コスト緑1無1移動コスト
パワースマッシュ


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
I-4I-4 100/100Uncommon?-??
V-2V-2 196/200Uncommon?-??


解説

 I-4 激戦をもたらす者にて登場した、?軽量?ストラテジー?
 大幅なパンプアップ?効果に加えエネルギーにする追加効果、除外される効果にプラン?からプレイされた時に手札に加える効果を持つ。

 やや変則的だが、強力なパンプアップ?要素を持つカード。
 バトルスクエア?の自分のユニットを対象に、パワー+4000という大幅なパワー補正を与える。
 しかしその代り、ターン終了時にこのカードのパンプアップ?を受けてしまったユニットエネルギーに置いてしまうという一種のデメリットの側面を持っている。
 さらに、このカード自身はプレイしてしまうと勝手に除外されてしまう。強力な効果があるだけに使いまわし避けるためだろうが、このカードはプランゾーン?からプレイされた場合除外されず手札に加えることができる効果も持っている。

 強力なメリットと不思議なデメリットを持っているカードではあるが、その実使いやすく非常に使い勝手が良い。
 パンプアップ?量4000という数値は、小型?ユニットでさえ大型?に対抗しうるほどの補正値であり、まず同系統のサイズのユニットを投げられた所でもやられることはあまりないだろう。加えてバトル?というこのカードの発動タイミングの素早さにも強みがあり、まさに戦闘向けのカードに仕上がっている。
 このカードの補正を受けてしまったユニットはターン終了時エネルギーに送られ、維持できない。これでは折角パンプアップさせて生き延びたのに意味が無い。
 しかし、それが小さいサイズのユニットならばそのリスクを軽減でき、かつエネルギーブーストという役割をこのカードが担うことができる。小型?ユニットならばエネルギーに送られても痛手を負うことはあまりない。パンプアップ?の補正値の関係上、元々強いユニットより小型?クラスの補助にこのカードが向いているという側面もある。またエネルギーゾーン効果?を持つカードに対してかなり有効に機能してくれることもあるだろう。
 このカードは使用後に除外されてしまうものの、プランゾーン?からプレイしてしまえば手札に加えることができる。バトル?で発動可能なストラテジー?を手札に抱え込むだけで相手にプレッシャーを与えられ、手札に入れやすくなる事でこのカードの強さをより際立たせる事にも繋がる。最終的に手札から使ってしまえば除外されることに変わりないが、それでも手札枚数増加に加え元々使い捨て感覚で使うカードである故に除外されてもさほど痛くはないのも大きく、デメリットになりにくいのも光る。

 ただし、癖の強いカードであることは留意して使っていくように。
 まず、エネルギーゾーンユニットが送られるのはあくまでデメリットである事が大きい。適当に使ったところでカードの消費が大きく、パンプアップ?を与える対象もよく考えて使わなければアドバンテージ的に損をしやすい。
 またプラン?からプレイして手札に加えられる点は強いが、逆に自分のユニット1体をエネルギーに送らなければならないというのも考慮しておきたい。このカードを手札に加えるためにフィールドアドバンテージを失っているので、結果カードアドバンテージとしては結び付かない。《深緑の決意》とは大幅に異なっている部分でもある。
 このカード自身が除外されてしまうのはあまりデメリットにはならないが、《幽魔タスヴィーリー》などを使うならば考慮しておこう。

 損をしないように使うのが難しいカードであり、できるだけこのカードの強みを見せて使っていきたい。
 例えば、エネルギーゾーン効果?を持つ《スカラベマスター》《大巨人ゴッドファーザーJr.》を一度バトルスクエア?に出してしまってもこのカードがあればエネルギーに引き返すことができる。これはエネルギーの可否が重要なガイアロードにもかなり有効な1枚になる。
 小型を多く擁したビートダウンではかなり有力なカードになり、【迷い家ビートダウン】でもその力をいかんなく発揮している。?特有のエネルギーを絡めた戦い方を見せられるカードなので、デメリットを有効に使っていこう。

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