《ジュニアの秘密基地》


《ジュニアの秘密基地》(ジュニアのひみつきち)

カードデータ


カード名ジュニアの秘密基地効果:
[このカードをフリーズする]《ノーマル》あなたは自分の山札をシャッフルし、自分の山札の番上のカードを公開し、持ち主の山札の番下に裏向きで置く。そのカードがこのカードと同名のカードならば、あなたは自分の山札を見てカードを1枚選び、持ち主のエネルギーゾーンにリリース状態で置く。残りの山札をすべて裏向きでシャッフルする。そうでないならば、あなたは自分の山札の番上のカードをプランゾーンとして表向きにする。
属性-
種別ベースタイミングノーマル
使用コスト緑2


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
IV-4IV-4 095/100Common?-MID?


解説

  IV-4 天魔光臨にて登場した、?軽量?ベース?
 ギャンブルカードの1枚であり、万能なエネルギー増加能力を持つ。

 天魔光臨にて各色に登場した、同名カードがデッキから見えた時に効果を発動するサイクル??

 デッキをシャッフルし、そのデッキトップ?が同名カードであれば効果を発動するという何とも運要素が絡むギャンブル要素の非常に強い癖のあるカード。
 かつこのカードを張るタイミングはノーマル?と見れば使えない印象を受けてしまいがち。
 しかしそれでもそのギャンブルにかかるリスクと賭けに勝ったときのリターンを見るとそこまで辛くは無い。
 このカードを張る場合は2エネルギーさえ溜まれば良いので、最短のタイミングで設置できればユニットの展開をそこまで阻害する事は無い。
 ゲーム後半に行くに従いこのカードのコストそのものも軽くなって行き、かつこのカードの効果はノーマル?でしか発動しないため自分のターンでしか張れないことはデメリットではないだろう。

 当然ながらこのギャンブル効果で同名カードを当てるのは難しい。
 30枚以上デッキが残っている状態ならば同名カードをデッキトップに見せる確立はフル投入した場合15分の1を越え、それが1枚でも手札にかぶるとより低くなっていく。
 だがそのギャンブルに必要なベットはこのカードのフリーズ?、加えてもし違うカードが見えたとしてもプランゾーン?を作れるというのが大きいだろう。
 もし外れたとしても、見えたカードをデッキボトムに送るだけでノーコストでプランゾーン?を作成できる。
 これは意外に大きく、置くだけでエネルギーブースト?している呼声の効果がデッキに及んだものとほぼ変わらない。
 1回や2回めくるだけでは確かに賭けに勝つのは難しいものの、それでいてノーコストでプラン?をめくれるのでこのカードに支払ったコスト損失分は外れていても取り返せるということになる。

 しかし稀にとはいえギャンブルに勝った場合の効果は非常に強力。
 デッキの中から自由自在にカードを1枚選択してエネルギーに配置できる。
 加速能力はさほどでもないものの、自由に選択して置けるというのが大きい。
 例えばエネルギーに置いておきたい《大巨人ゴッドファーザーJr.》などをさっさと送っておくなどしておけば後々役に立つ。また《自分が消えていく》を使えば間接的なサーチにも使えるだろう。
 他にもベース?なども選択できるため《新生獣M・マイトネリオン》から活用することもできるだろう。
 だが運の要素が大きく絡みやすいので、やはりプラン?を手軽に作れる上でたまに見えてお得な程度の考えで良いかもしれない。

 効果の性質及び都合上当然投入する際は3枚フル投入しなければ最大限に効果を生かせない。
 当然このカードが手札に複数ダブってしまえばギャンブルに勝てる確立は下がっていき、何らかの形でデッキから無くなればプランゾーン?を作成できる以外に魅力がなくなってしまう。
 デッキがどんどん減っていくディメンション・ゼロというカードゲームの性質から、後半になればなるほどこのカードをめくる確立は上昇していくため常に分が悪いというわけではない。
 そもそも後半になりに行くに従い同名カードがデッキから無くなってしまった場合は確かに事故要員にしかならないが、それでもエネルギーを使わずにプラン?をめくれるため完全に死んでしまうわけでは無いだろう。

 だがフル投入しなければならない以外にも欠点はある。
 まず2回デッキトップをオープンするので1枚目で外れても2枚目で当たりを引くというのはこのカードを使う上での「あるある」。当然だが効果は発動せずプラン?を作れたうま味が少ないので大外れということになる。
 また暴走?との噛み合わせは非常に悪いため同時採用するのは避けたほうが良いだろう。
 フリーズ?しなければならないため、急襲《新生獣V・ヴァナジオン》を使う場合は効果の発動を避けるなどするなど工夫も必要でただ適当に使えば良いというわけではないのも覚えておきたい。

 覚醒の刻にて大幅に追加されたプランゾーン効果?関連のギミックを促進させる上でプラン?をただで作れるこのカードの有用性もある程度高くなった。
 モチロンデッキスペースを大幅に必要とするため不要になる場合も多いが、入手しやすいカードとして頭の隅に置いてみると良いだろう。

 ところで、毎ターン山札をシャッフルするというのは想像以上に手間と時間がかかる。複数枚張った場合はプランこそノーコストで生成できるものの、半分冗談ながら遅延デッキの一歩手前になる。

 運要素が必要であり、エネルギーを増やせる半面加速度はかなり遅い。
 その為優秀な効果を持つ《妖精の社交場》など素早く加速を行えるベース?に出番を奪われてしまうこともあるだろう。
 このカードを採用するにあたり、他には無い利点などを積極的に見つけ出して行きたい。

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