《シェカラート》


《シェカラート》(しぇからーと)

カードデータ


カード名シェカラート効果:
●このカードがスクエア以外からスクエアに置かれた時と相手のベースがスクエアから墓地に置かれた時、このカードがバトルスペースにあれば、あなたはバトルスペースの対象の相手のユニットを1枚まで選び、このカードのあるスクエアに向きを変えずに置く。
プランゾーン効果暴走4(表向きになった時、あなたのエネルギーゾーンのカードの枚数が4枚以上ならば、誘発する。)『バトルスペースのすべてのあなたのユニットをフリーズする。』
種族/属性ゴーレム
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト白1無3移動コスト白1無1
パワー6000スマッシュ1


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
V-1V-1 133/205Silverrare-??


解説

 V-1 覚醒の刻にて登場した、中型?ゴーレム

 スーパーバキュームとして名高い《ブル・ショット》がより使いやすくなり、ハイパーバキュームになったような1枚。吸引効果は《ブル・ショット》と同じで、色拘束が弱まりデッキを破棄するコストがなくなったものの、暴走?4を抱えることになった。
 暴走?によるデメリットは全体フリーズ?とかなり怖い。序盤はユニットをフリーズして使う覚醒が使えなくなってしまう。後半肝心な所で発動してしまえば勝てる局面で勝てなくなるので注意が必要になる。
 逆に《ブル・ショット》と違って出し直す場合は山札を一切消費しないため、複数回使い回すことがリスクにならず、バウンス?にも強い。
 全体的に性能は《ブル・ショット》より上と言えるが、ビートタイプのデッキでは暴走?が命取りになる場合もある。一長一短なので使い分けよう。

 吸引能力は非常に強力。アンタッチャブル?ユニットでなければ何でも対象になる。効果は一見使いにくいようにも見えるが、相手エリアに引きこもりがちな《花園の歌姫》《忠実なる闘士フェンリル》らを一発で粉々にできる。
 能力の誘発条件はプレイ時ではないので《密閉されたサイバーワールド》などでも発動できる。《紺碧の衝撃》でこのカードを敵軍エリア?に出す事で、攻めてきた相手ユニットを相手のエリアに戻すといった芸当も可能。

 そしてこのカードが評価される理由は、能力がベース?破壊時にも誘発する点にある。という色はベース?破壊に長けているのでこの効果を能動的に使える。《ソーラービーム・サテライト》などと併用した場合凶悪な働きをする。

 《ブル・ショット》でも出来る有名なテクニックがある。
 このカードと《ソーラービーム・サテライト》を併用し、「相手ユニットに相手ユニットを乗せ、後から置かれた方を破壊する」というものだ。ディメンション・ゼロのルールには「ユニットがあるスクエアに、そのユニットの支配者の他のユニットが置かれた時、後から置かれたユニット墓地に置く」というものがある。これを利用するのだ。

 やりかた
 1.なんらかの方法で《シェカラート》の能力を誘発させ、相手ユニットAを吸い寄せる。
 2.《シェカラート》とAが重なりバトル?に入ったら、《ソーラービーム・サテライト》を起動する。
 3.ベース?が破壊され《シェカラート》の能力がもう一度誘発するので、相手ユニットBを、《シェカラート》とAの上に乗せる。
 4.前述のルールによりユニットBは無条件で墓地に置かれる。
 5.あとはユニットAとのバトルが通常通り解決する。

 というものだ。ユニットBはルールで破壊されるので、ダメージ?の応酬は行わない。《ソーラービーム・サテライト》バトル?タイミングである点を利用したテクニックである。クイックだと順にバトル?をするだけなのでこうはならない。
 また、《覇王の雷》で相手のベースを2枚破壊すると2回連続で吸い込めたりする。
 ちなみに能力は使いやすいが、必ずしも万能ではない。吸引する対象にパンプアップ?効果などを使われて返り討ち会うと、相手をわざわざ自軍エリアに呼び込んでしまいかねない。プレイングミスしないように扱おう。


 このカードはグレムリンと相性が良い。《突貫工リリア》《ソーラービーム・サテライト》を使いまわせる。またこのカードをベース?のあるライン?に立たせれば《溶接工アリーナ》が生きてくるだろう。《悠久の回廊》と合わせるなど工夫できる要素もある。


 非常に強力なカードであり、色拘束が緩いので幅広いデッキに採用しやすい魅力がある。単にこだわらず、多色デッキでも活躍させて行こう。

  • ゴーレムの名前にちなみ「シェカラート(Shakerato)」というのはカクテルの名前。
    ショートカクテルの一種でカンパリというリキュールをシェイクして作成され、カンパリの爽やかなのどごしが特徴的な一杯。
    語源は「シェイクをする」と言う意味のイタリア語「シェケラート」を英語読みしたもの。
    ちなみにこのカクテルの色は真っ赤である。

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