カード名 | ギガント・シーラカンス | ☆禁呪2 効果: あなたは、相手のユニットのあるスクエアに、自軍エリアであるかのようにこのカードをプレイできる。 | ||
種族 | クラーケン | |||
種別 | ユニット | タイミング | クイック | |
使用コスト | 青3無1 | 移動コスト | 青2 | |
パワー | 5500 | スマッシュ | 1 |
収録セット | No. | レアリティ | フレーバーテキスト | Illustration |
IV-2 | IV-2 047/105 | Silverrare | 釣りゲームの常連。 | トニーたけざき? |
IV-2 禁じられし邂逅にて登場した、青の中型?クラーケン。
相手のユニットのあるスクエアにプレイできる禁呪2ユニット
基本的な運用手段は敵軍エリア?に居るユニットの除去に近いものになる。
《花園の歌姫》や《忠実なる闘士フェンリル》等の全体強化を行うユニットや呼声持ちのユニットなどに有効だろう
このカードのパワーが5500なので、必然的にそれ以下に狙いが絞られるが、敵軍エリア?に引きこもる=パワーが低いという事でもあるので、そこまで気にならない。
また、自軍エリアのようにプレイ出来るため、中央投下と違ってバトル終了ステップ?に墓地には送られない。
そのため、プレイ後も中央エリア?や敵軍エリア?に留まり、ビート体勢を築く事ができる。
特に敵軍エリア?にプレイしてしまえば、あとは同じラインの自軍エリアにユニットをプレイするだけで、隊列召喚−ビッグアイ?に繋げられ、それが中央ライン?ならば隊列召喚−ビッグトライアングル?も達成可能と各種隊列召喚?との相性も良い。
と、禁呪相応の能力を持ってはいるのだが、互換となり得る《ギガント・ジェリーフィッシュ》と《ギガント・トリトーン》の存在が《ギガント・シーラカンス》の立場を悪くしている。
まず色の拘束。
このカードの使用コスト4の内に青が3もあるのでプレイが非常に厳しい。加えて移動コストも全て青で縛られており、青をメインとしているデッキ以外では到底安定しない。
対して《ギガント・ジェリーフィッシュ》はこのカードよりも色拘束は緩い。《ギガント・トリトーン》に至っては色拘束が正反対という仕様なので、このカードがいかに厳しいコストを抱えているかがわかるだろう。
そして禁呪の存在も厳しい。
禁呪登場初期としてはそれほど問題でもなかったが、現在では青の禁呪に強力なカードが多く、それらを差し置いてでもギガント・シーラカンス?を採用する意義はあるかと言われるとあまりない。
そのため、どうしても《ギガント・ジェリーフィッシュ》か《ギガント・トリトーン》を優先しがちになる。
しかし、青に統一しているデッキならこのカードの色拘束も難しいものでは無く、《ギガント・ジェリーフィッシュ》よりコストが軽いのは事実なので、禁呪枠が余っているなら、あちらよりもこちらを採用する意義はある。
また、《ギガント・ジェリーフィッシュ》とあえて併用し、あちらを先に見せておくなどすれば、よもやこのカードが飛んでは来ないだろうと高をくくった相手にぶつけてやるなどある意味心理的な働きをする事もできるだろう。まさに相手を釣れる。
持つ能力自体は悪くなく、状況次第では禁呪らしい働きを見せてくれる事もあるので悪い点ばかり見ずに上位互換並みの働きをさせていこう。