カード名 | オリオンの助言 | 効果: あなたはバトルスペースのスクエアにある対象の使用コスト3以下の自分のユニットを1枚選び、ターン終了時まで、パワーを+4000する。 ターン終了時に、あなたはバトルスペースのスクエアにあるそのユニットを持ち主のスマッシュゾーンにリリース状態で置く。 | ||
属性 | - | |||
種別 | ストラテジー | タイミング | バトル | |
使用コスト | 赤1 |
収録セット | No. | レアリティ | フレーバーテキスト | Illustration |
IV-2 | IV-2 018/105 | Uncommon? | その助言を聞いた者は言葉を失い、彼が何故「不敗のオリオン」と呼ばれていたかを思い出した。 | 前河 悠一? |
IV-2 禁じられし邂逅にて登場した、赤の軽量?ストラテジー?。
限定的な対象にパンプアップ?を付与し、また自身のスマッシュ?を増加させる効果を持つ。
自分のコスト3以下のユニットに対して、4000という非常に高いパンプアップ?を与えられる。
このカードの使用コストや単体で機能するという点から見てもこの数値は非常に高い。小型?クラスの雑兵が一気に大型?にすら競り勝てるまでのパワーを獲得できると見れば脅威的だといえる。発動タイミングがバトル?というのも抜け目が無いだろう。
ただ、やはりこれほどの性能を持っている代わりにデメリットに近い効果も備えてしまっている。
このカードでパンプアップ?させたユニットをターン終了時にスマッシュゾーン?に置いてしまう。性質は「自殺点」に近いと言えるだろう。
「自殺点」はメリットにもデメリットにもなる部分が多いので、決定的にディスアドバンテージになるかは難しいが、ユニットの損失にもなっている事から考えるとやや厳しいものがある。
またそもそもの対象がコスト3以下と限定されてしまっているので、汎用性の高い補助として使えない部分も存在する。またいくらパンプアップ?が大きかろうとやはりパワー差が開きすぎていれば無理なものは無理なので確実に勝てるカードでは無い。
ただし「自殺点」を自ら加速させるためのカードとしてなら採用できるだろう。《変炎獣ゲルハーピー》をプレイしてこのカードの対象にしてやれば3ターン程度で即座に2点も相手との差を生む事ができる。
これを利用して《守護兵ヒッポ》や《巨熊シザーズ》を最初から高いパワーで運用する事もでき、またトードライダー?を活用してエネルギーに変換したりしても良い。
そのコスト範囲からなら赤緑ウィニー?や団結種族?をフル活用するデッキでなら戦闘補助カードとして一級品となる。部分的には火力回避としても利用できるので、腐らせない工夫が必要になる。
デメリット部分をいかにしてメリットに変えられるか、それがこのカードを使う上での鍵になるだろう。