カード名 | アセンション・エンジェル | 効果: ●このカードがプランゾーンからスクエアに置かれた時、あなたはベーススペースの対象のベースかスマッシュゾーンの対象のカードを1枚まで選び、破壊する。 ●墓地効果(墓地で有効になる。)『[あなたの墓地の白のカードを1枚選び、除外する] 《ノーマル》 あなたはこのカードを持ち主の山札に戻し、シャッフルする。』 | ||
種族/属性 | エンジェル | |||
種別 | ユニット | タイミング | クイック | |
使用コスト | 白2無2 | 移動コスト | 白1無1 | |
パワー | 4500 | スマッシュ | 1 |
V-1 覚醒の刻にて登場した、白の中型?エンジェル。プランジャー?の1体であり、強力な破壊効果を有している。
効果そのものは制限カードの《花束を捧げる乙女》とほぼ同じ。このカードの方が、有色コストと墓地効果?のコストが増えているため若干使いにくく見える。
しかし決して《花束を捧げる乙女》の下位互換ではない。このカードの種族はエンジェル。《コメットマスター・エンジェル》の能力でデッキからプランジーン?へサーチが可能なのだ。エンジェルは他にもサポートカードが多く存在するため、このカードは非常に使いやすい。アルティメット?形式でも《花束を捧げる乙女》を採用するか《アセンション・エンジェル》を採用するかはデッキ次第だ。
V-1 覚醒の刻にて登場した他のプランジャー?と違い、ユニットの除去はできない。盤面制圧という点ではイマイチだが、やはりこのカードの底力はスマッシュ?回復能力にある。
デュエルを遅延させる事で長期戦を狙える。《クリスタル・コロニー》や各種スマッシュ?回復カードを持つ白にとって長期戦はた易く、相手にペースを握らせない。このカードが複数回プラン?から出てくるだけで状況は凍結されていく。これが俗に「スマッシュロック」、ゲームエンドに持ち込まれないという状況だ。
その上で大型?ユニットを展開したり複雑なコンボを完成させられる。
また、プランジャー?はデッキに戻るため自分のデッキは減りにくい。この点を生かすことで、相手のライブラリーアウト?も狙える。
とはいえ、スマッシュ?回復はボードアドバンテージに影響しないため、仮に毎ターンこのカードで被スマッシュを減らしても、相手のユニットに対処できるとは限らない。次のターンでスマッシュを受ければ結局のところ山札は減っていく。《クリスタル・コロニー》でスマッシュによる敗北は防げても、山札がなくなって負ける事態は起こり得る。
無論、ベース破壊能力も軽視してはいけない。こちらは他のプランジャー?と同様、ボードアドバンテージを得ることが可能。《シェカラート》とも強力なシナジーを生む。
発売当初、このカードのテキストが制限カードとほぼ同じであったことは当然のことながら話題に上った。その大本はやはり「制限カードと同じで大丈夫なのか?」というものだ。
しかし、「スマッシュロック」の必須パーツであった《サイレント・マジョリティ》や《ペガサス・ポニー》などがレジェンド落ちで使えなくなった影響はかなり大きく、このカードが猛威を振るう気配は今のところない。
「スマッシュロック」が環境を支配することは難しく、このカードが制限カードに指定されることはなさそうだ。~