カード名 | はしゃぐ人形コレット | 効果: このカードがスクエア以外からスクエアに置かれる時、あなたは自分の山札の上から3枚のカードを持ち主の墓地に置く。それができないならば、かわりにこのカードを持ち主の墓地に置く。 このカードがスクエア以外からスクエアに置かれた時、あなたはこのカードと同じラインのスクエアにある対象の使用コスト3以下のユニットを1枚まで選び、持ち主の墓地に置く。 | ||
種族 | ドール | |||
種別 | ユニット | タイミング | クイック | |
使用コスト | 黒2無2 | 移動コスト | 黒1無1 | |
パワー | 6000 | スマッシュ | 1 |
収録セット | No. | レアリティ | フレーバーテキスト | Illustration |
IV-3 | IV-3 027/105 | Silverrare | コルヴィッツの屋敷は、ありとあらゆる趣向を凝らし、侵入者(きゃく)を楽しませてくれる。嫌でも。 | 雪風 ななつ? |
IV-3 王を超える力にて登場した、黒の中型?ユニット。
ドールの1体であり、除去効果と墓地を肥やす能力を持つ。
リアニメイト?が得意なドールの割に効果はCIP時に機能するものが揃っており、性能自体もかつてのドール達とは少々異なる。
まずデッキを削る能力は《ライトニングホーン・ドラゴン》と同類で、CIP時強制発動である部分や条件を満たせない場合にスクエアに置かれない仕様も基本的に変わらない。
そしてもう一つの除去能力は、ライン限定となるがコスト3以下のユニットを除去するというもの。
除去効果そのものはおとなしく、ライン限定と狭いので状況によっては有意義に使えない事も多いと難しい所がある。また、除去能力だけなら《切りつける人形ノエル》の方が強力で、低コストキラーなら《ケット・シー》もあるのでイマイチ立場が苦しい。
このカードが他のカードとの差別化を図るなら、やはりCIP時のデッキ削りに着目したい。
デメリットになる事が多いデッキ削りはライブラリアウトの脅威が待っている反面能動的に墓地を肥やす事ができるので、黒という色においてリアニメイト?を活用する場合なら有効に働く場面もある。
墓地からのリターンを重視して動く場合、このデッキ削りがあるか無いかは意外にも大きく、数多ある墓地肥やしと比較してもそのスピードは桁違い。ドールである種族だという事も拍車をかけ、連続蘇生から一気に墓地をホカホカにしてしまえるだろう。
こうなれば黒が得意とするリアニメイト?及びサルベージ?効果を持つカード達が活躍できるので、このようなサポートが期待できる部分は他のカードには無い利点だと言える。
ベース?やストラテジー?が墓地に送られてたとしても《二粒の涙》の登場により回収が容易になった点も見逃せない。
《切りつける人形ノエル》よりパワーが高いという仕様も忘れがたく、ある程度の範囲ならアタッカーとしても運用できる。
デッキ削りに注意して運用する必要があるが、それでも使い方次第では大きく化ける可能性のある1枚だともいえるだろう。
《華麗なる人形遣いコルヴィッツ》なども駆使しつつ、ドールの恐ろしさで迎えうってやりたい。