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 コリン・ウィルソン(Colin Wilson)は1931年6月26日イギリスのレスターの生まれ。その膨大な読書量と執筆量で知られている。16歳で学校生活を離れ、放浪生活をしながら、思索を深めた。ロンドン生活では、彼は大英図書館に通って独自の思想を具体化した。『アウトサイダー』(1956)がゴランツ社から出版されると多くの好意的批評が与えられることになり、彼は一躍有名になった。彼は当時の若手作家たちと共に怒れる若者たち(angry young men) と呼ばれることになる。

 アウトサイダーとは社会的な孤立の中で自己形成を果たす人々のことである。その状況は、多くの天才的人物を苦しめることになるが、それと共に、飛躍的な人格的成長を果たしてきた。このテーマに関して、彼は文学、心理学、哲学などから分析を与えた。『アウトサイダー』と同時に、彼は小説『暗黒のまつり?』(1960)を執筆しており、彼の思想を文学形式で表現している。アウトサイダーに関連した一連の著作(アウトサイダー・サークル)を出版してからは、心理学的アプローチによって独自の楽観主義の立場を確立した。

 それと平行して、彼は研究の範囲を殺人の心理や神秘主義や超常現象にまで拡大して、『殺人百科』(1961)や『オカルト』(1971)などの著作を発表。その後も研究を深めている。さらに、バーナード・ショー、グルジェフ、カール・ユング、アレイスター・クロウリーなどの伝記も執筆。彼は幅広い観点から自身の哲学を追求している。現在はコーンウォール?在住。また、彼は数回来日しており、また、日本で数多くの著作が翻訳されている。

※コリン・ウィルソンにはCWと同名の人々がいるので、注意。