配合理論・生産


配合理論・生産

配合理論とは

  • 主に競走馬の素質を上昇させるための手法でこれを駆使してゲームを有利に進める
  • アウトブリード, インブリード, 突然変異の3つに大別される

アウトブリード

  • 種牡馬と繁殖牝馬の血統表内に共通の祖先が存在しない場合アウトブリードとなる
    ラインブリード(種牡馬と繁殖牝馬が同系統)でも共通の祖先が存在しなければアウトブリードとなる
  • 産駒の素質は両親の素質のみから決定される(下記素質決定テーブルの5パターン)
  • 疲れにくい仔が産まれやすいので育成しやすい
  • 両親の能力を超える産駒は産まれない

素質決定テーブル

パターン父から受け継ぐ素質母から受け継ぐ素質
父似100%0%
やや父似75%25%
両親似50%50%
やや母似25%75%
母似0%100%

インブリード

  • 種牡馬と繁殖牝馬の血統表内に共通の祖先が存在する場合インブリードとなる
    • 共通の祖先がそれぞれ血統表内のどの位置にあるかによって血統表内に占める割合%が決定され
      これら共通の祖先の血統表内に占める割合%を総て足し合わせたものを血量%と云う
    • 2種類以上の共通の祖先がいる場合は血量%の高いものが選択され、それ以外は無視される
    • 下表で色付きの位置が共通の祖先であったとすると種牡馬からの12.5%と繁殖牝馬からの6.25%との和で血量%は18.75%となる
      種牡馬
      50%
      25%12.5%6.25%3.125%
      6.25%ー(5代目牝馬省略)
      12.5%6.25%3.125%
      6.25%
      25%12.5%6.25%3.125%
      6.25%
      12.5%6.25%3.125%
      6.25%
      繁殖牝馬
      50%
      25%12.5%6.25%3.125%
      6.25%
      12.5%6.25%3.125%
      6.25%
      25%12.5%6.25%3.125%
      6.25%
      12.5%6.25%3.125%
      6.25%
  • 効果は以下の2種に分類される
    • 血量効果:血量%によって素質を増減させる(下記血量効果テーブル参照)
    • 個別効果:スタミナ、気性の激しさ、ダート適性などを確実に変化させる
  • メリット
    • 両親の素質を超える産駒を得やすい
      但し、アウトブリードの素質決定テーブルに血量効果が乗って素質決定される為、両親の素質が低ければ大きな期待はできない
    • ダート適性を確実に上げることができる
    • 気性,重適性を確実に上下させることができる
  • デメリット
    • 両親の素質を下回る産駒もよく出る
    • 血量%の高さに応じて疲れやすい仔が産まれやすい
    • 気性,重適性を確実に上下させることができる

血量効果

・ランダム変数に基づいた素質値の増減がなされる ・素質値の増減範囲はインブリードの血量3.125%ごとに素質値4ずつ変化する(下表参照)
18.75%までは血量が多くなるほどリスク、リターンとも大きくなる
18.75%を超えるのはリスクが大きくなるだけなので推奨できない

血量素質増減範囲
50.000%+32〜-112
46.875%+36〜-108
43.750%+40〜-104
40.625%+44〜-100
37.500%+48〜-96
34.375%+52〜-92
31.250%+56〜-88
28.125%+60〜-84
25.000%+64〜-80
21.875%+68〜-76
18.750%+72〜-72
15.625%+68〜-68
12.500%+64〜-64
09.375%+60〜-60
06.250%+56〜-56

個別効果

  • 種付け前のメガネオヤジのコメント「〜受け継ぐこともありますね」は効果小(誕生後は「〜受け継ぐかもしれません」)
    「〜受け継ぐかもしれません」は効果大(誕生後は「〜受け継いでいるでしょう」)
  • 大物の効果小は「ときにとてつもない大物を〜」、効果大は「とてつもない大物をよく出す〜」
  • 血量が多いほど効果は大きい?
項目効果備考
スピード効果無し
スタミナスピード効果を併せ持たない場合に限り距離適性の上限及び下限を上げる「スピードとスタミナ」というコメントの場合は効果無し
パワーダート適性を上げる単独効果のコメントは「パワーとタフさ」
気性の激しさ気性激化し、重適性を下げるズブくない馬が欲しいときに有効
我慢強さ気性良化し、重適性を上げる
大物素質を微量アップ?

突然変異

2chスレにてその存在が判明した理論
アウトブリードの素質決定テーブルから外れたパターンの産駒が産まれる

  • 発生確率は高く見積もって2%程度とかなり低い
    ※2%とは素質200以上の発生確率で、素質コメ最高ランクの240以上を狙うと0.2%程度になる
  • 素質の低い両親からでも200以上の高素質の産駒が産まれる
  • 距離適性範囲狭い、脚元弱い、疲れやすい、スタート下手などの欠点を持ちやすい
  • 逆に鷹が鳶を産むこともある
    父ブライアンズタイム(素質195)、母パシフィカス(素質205)から素質166が産まれたことがある

突然変異馬の例

file???
  • 血統表
    血統表.jpg
    *父ランニングフリー(素質85)
    *母マロングラッセ(素質85)
    *ハイぺリオン5×5(素質最大増加56)
    より本来期待できる素質値は85+56=141までだが
    本馬は232を叩き出している
  • 6歳時戦績
    6歳時戦績.jpg
    生来値SP240、ST250、PW250を誇る晩成馬であり追い切り仕込み済なので
    6歳時はレコード連発・圧勝の無双状態である 
  • 種牡馬入り後データ
    種牡馬入り後データ.jpg
    繁殖入り時に高素質を維持できる確率は極めて低く(後述参照)
    駄種牡馬になることが多い

引退後の能力変化

  • 距離適性、重適性、気性、ダート適性、成長型⇒現役時の能力を引き継ぐ
  • 素質⇒両親の能力に応じて修正される
    両親の素質が高い(良血)なら上方修正
    両親の素質が低い(非良血)なら下方修正
    突然変異で産まれた高素質馬にとって最大の試練となっている
  • 素質修正参考データ(各々20頭ずつサンプル採取)
    現役時素質父親素質母親素質修正後値平均修正後値標準偏差修正後値最大修正後値最小
    250215205219.019.1250187
    50215205159.158.622750
    250155205196.633.0250142
    50155205131.044.920950