Rapsodie espagnole


ラヴェル初の管弦曲らしい。 全体的にどことなく陰気でくたびれた印象を受ける。

  • 第1曲 夜への前奏曲
    その名の通り、夜の心細い明かりの道のイメージ。
    終止そのままのイメージで終わる。

  • 第2曲 マラゲーニャ
    マラゲーニャって何? wikipedia には「マラガの民族音楽のファンダンゴである。」とあるが
    意味不明。。。
    • マラガは、スペイン南部の都市
    • ファンダンゴは、フラメンコとかスペインのダンスや音楽の総称らしい
      これらの説明から陽気なイメージを受けるが、終止陰気な感じの曲。
  • 第3曲 ハバネラ ハバネラといえば、カルメンが有名だけどカルメンのような情熱的な曲ではない。
    それでも前2曲に比べれば、やや踊り的な旋律も現れる。けど各楽器パートに演奏させました。
    的なニュアンスしか受けず面白みはない。

  • 第4曲 祭り この曲唯一ラヴェル的な華やかな曲。各楽器が楽しそうに歌って踊ってはじけてる。
    中間部にコーラングレ(イングリッシュホルン)のソロがある。どことなく陰鬱でくたびれた感じのソロ。 また最初の賑やかな雰囲気になって終わる。