AutoCADのレイアウトの設定法
某所にて書かれていた手順を覚え書きとしてここに記します
図面の作図は全てモデル空間で行う。手順は以下の通り。
1.モデル空間に図面を書く。
2.レイアウトをクリックする。
3.ページ設定で、用紙・縮尺などを設定する。
4.ビューポートの内側をダブルクリックしてモデル空間を
操作できる状態にして位置及び、ホイールを回転させてだいたいの縮尺を決定。
5.ビューポートの外側をダブルクリックしてペーパー空間を
操作できる状態にして、ビューポートをクリックして選択、
オブジェクトプロパティで標準尺度を設定する。
6.縮尺の混在などで、ビューポートを増やしたい場合、
メニューから、表示 → ビューポート、1ビューポート(1)で
作りたいビューポートの位置を指定する。
7.ビューポートの線を印刷したくない場合
ビューポート自体を、印刷不可画層に移動しておく。
レイアウトの場合、縮尺設定は2通り有り、1/100を例にとると下記の通り。
A ページ設定で 1/100 にして、ビューポートの標準尺度を 1/1
B ページ設定で 1/1 にして、ビューポートの標準尺度を 1/100
どちらを使うかによって、線種設定・寸法図形の尺度設定が変わります。
単一尺度図面なら A、縮尺が混在する図面では B が分かりやすいでしょう。
個人的には、Bで統一した方がいいように思いますが、Bだと、
線種の設定で、モデル空間・レイアウト共に、破線が破線として
表示されないのがデメリットでしょうか。
※追記-線種設定の「尺度設定にペーパー空間の単位を使用」のチェックを外すことで
解決することができます。
レイアウトは電子納品の時に重宝しますので是非マスターしましょう。