解決したい対象である借金額が特定できたら、次にこの借金をそもそも支払うことができるのかという点を分析する必要があります。
まず、毎月の収入がいくらなのか、そこから現在の家計では、どのようなものに支出しているのかを確認する必要があります。
おおよそでも結構なので、毎月どのようなものに、いくらくらい支出しているのか確認してください。
現状では、支出に借金の返済を加えた場合、収入よりも支出が多い赤字になっている可能性が高いと思います。それは、赤字を補うために借金をしているという場合が多いからです。
ここで黒字だという方は、現在のままの収支状況が続けば、いずれ借金を返済することができる可能性があります。
ここで赤字だという方は、借金の返済をこのまま続けることができないということになります。
問題を先送りにすれば、借金の金額はさらに増えていきます。
この収支状況を改善するためには、『収入を増やす』『支出を減らす』『借金を減らす』いう方法が考えられます。
『収入を増やす』という方法は、現在の日本の経済状況ではあまり現実的ではありません。そのため、とるべき方法は、『支出を減らす』『借金を減らす』ということになります。
弁護士や司法書士などの専門家に依頼する場合は、基本的に借金を減らすという方法になります。