創発ブレサガ番外編010


創作発表版ブレイブサーガ

 ナイトベースの甲板上にてクレイオンとの特訓を終えたシンヤは、彼の仕
える姫であるマドカの勧めで、午後のティータイムと洒落こむ事となった。
 クレイオンから降りた後、スタッフに案内されたシンヤが辿り着いたのは、
海を望む広いホールの一室であった。
 採光のための強化偏光ガラスに包まれた部屋の中は、人工の照明を用いず
とも十分以上の明るさを確保しており、眼前に広がる海と共に、巨大な建造
物の中にありながら、自然の美しさを堪能できる構造になっている。
「あ、相馬さん、いらっしゃいませ」
 シンヤの来訪に気付き、窓際に設置された丸いテーブルにいたマドカが立
ち上がり、屈託の無い笑顔と共に頭を下げる。
 両サイドをドーナツのように丸くまとめた髪型は普段通りだが、今日は学
校が休日のために、シンヤがよく目にする制服姿では無く、といった私服で
ある。
「お帰りなさいませ……ご、ご主人様」
「…………え?」
 マドカから一拍遅れて聞こえる声。
 その声の主に、シンヤの動きが止まる。
 聞き覚えのある声の主は、シンヤの予想と何も違わない。
 クレイオンと同じく、今回のナイトベース来訪の目標の一人、月守悠羽で
ある。
 肩より少し下の位置にまで伸ばした艶やかな黒髪、まだどこか幼さの残る
顔立ち、格闘に向いているであろう、日本人離れした長い手足、全ては普段
の彼女と変わらない。
 彼女が発した言葉と、その根拠となる服装以外は。
「ど、どうですかマドカさん? 私、ちゃんと言えましたか?」
「うん! バッチリだよ悠羽ちゃん!」
 試験の合否を問うかのように不安げな表情で視線を横にずらして問いかけ
る悠羽に対し、マドカは満面の笑みで右の親指を立てる事で、それに応える。
「本当ですか? 私、ちゃんとメイドさんになれてましたか?」
「もうカンペキ! 後で志穂ちゃんとアスミちゃんに写メ送っとこ、っと」
 部屋に入って早々、話題に付いて行けず取り残された形になったシンヤだ
が、かといって二人の間に入るのもどうかと思い、ただ何をする訳でもなく、
目の前で繰り広げられる二人の戯れを見ていた。
「あ、そうだ。相馬さんの事忘れてた」
「そういえば」
 目の前にいるのに忘れられるとは、一体自分はどう見られているのか。
 それとも二人の世界は、視野を極端に狭くしてしまうものなのだろうか。
 自分の推測が前者で無い事を願いながら、この場での年長者であるシンヤ
は何も口に出さず、マドカの案内に従って窓側の席に腰を下ろす。
 丸いテーブルに、正三角形を描くように三人が座ると同時に、今まで登場
を待っていたかのように、スーツ姿の女性がワゴンを押しながら現れた。
 本日のお茶会の給仕役であり、白川グループの会長秘書である才女、岩崎
孝美は、悠羽の服装に一瞬表情を驚きに染めるが、さすが会長秘書というべ
きか、それ以上の動揺を表に出す事無く、給仕としての職務を全うする。
 マドカの親友であり、ブレイブナイツの一角を担う空の騎士団、エールナ
イツを統べる姫、白川志穂の趣向が反映されたお茶会は、一般家庭のそれと
は違い、本格的な英国式のものであった。
 間違いなく高級品であろうティーカップに注がれた紅茶から漂う上品な香
りや、三段のスタンドに並べられた色とりどりの菓子に囲まれるティータイ
ムは、自身が男という事もあり、このような事とは縁が遠かったシンヤにとっ
て、初めての経験であった。
 付け加えるなら、本来、給仕する者が着る服でるメイド服を着た悠羽が席
に座り、目の前に並べられた紅茶と菓子に誰よりも目を輝かせている点も面
白い。
「それじゃ、いただきま〜す」
「いただきます」
 一通りの用意が終わり、マドカと悠羽は同時に動き始める。
「でね、この前、アスミちゃんったらさ……」
「ふぇ〜」
「でも、そういう時ってね……」
「ほぇ〜」
「それで、結局は……」
「はぇ〜」
 ティータイムが始まるや否や、マドカは一方的に悠羽に話しかけ、悠羽は
それをずっと興味深そうに聞いている。
 ――月守さん、まるで鳴き声みたい返事だなぁ
 再び取り残されたシンヤは、マドカの会話の端々から、恐らくは彼女が通
う学校に関する話であろうと理解するが、口を挟むタイミングも無ければ、
その気も無いので、二人の談笑をBGMに、一連の行動で疲れた身体を癒や
すべく、香りを楽しみながら紅茶に口を付ける。
「相馬さん」
「ん? ああ、何だい?」
 突然こちらに話題がやってきたため、わずかに反応が遅れたシンヤは、二
人の視線がこちらに向いている事実に気付く。
「悠羽ちゃんの服、似合ってるって思います?」
「え?」
 マドカの問いに、シンヤは言葉に詰まり、代わりに、あまり失礼にならな
いように、と意識しながら、改めて悠羽を見る。
 フワリと広がるミニスカートと、裾が垣間見える幾重にも重なるパニエ。
 ニーソックスと、胸元には赤いリボンのチョーカー。
 頭には白いヘッドドレス。
 無論、悠羽は席に座っているために上半身以外は見えないが、残りは先ほ
ど見た姿を脳内で再生し、イメージを再構築する。
「これ、あたしが文化祭の時に着てた服なんですけど、話をしたら悠羽ちゃ
んが『どうしても着たい』っていうから」
「ど、どうでしょうか……?」
 マドカとの身長差があるため、どこか窮屈そうにも見えるメイド服を着た
悠羽が、上目遣いにこちらを伺う視線を送る。
「うん、似合っているよ」
「本当ですか!」
 瞬間、悠羽の顔が一気に輝く。
 二十歳の女性のものにしては少し幼い、感情を剥き出しにした笑みであっ
たが、それを見るシンヤやマドカも、釣られて笑みがこぼれる。
「マドカさん、私、やりました!」
「やったね悠羽ちゃん!」
 喜びを分かち合う二人は、菓子の並んだスタンドを挟んでハイタッチ。
 ――何だか、仲の良い姉妹みたいだ
 どちらが姉かを思考し、実際の年齢差から考えてそれを口にするべきでは
ないと判断したシンヤは、無邪気に喜ぶ二人に対して抱いた想いを胸の内に
閉じ込める。
 ――それにしても
 意外だ、と、シンヤは二人に聞こえない程度の声量で胸の内を漏らす。
 普段から天真爛漫なマドカはともかく、悠羽に対して持っていたイメージ
は、この短時間の間で随分と変わってしまった。
 今までは、主に戦闘行動を共にする時の接点が主であったという事もあり、
これまでに見てきた彼女は、常に闘う者としての一定の緊張感を持っていた。
 が、今は違う。
 マドカと一緒に戯れている姿は、実際の年齢よりも幼く、緊張感など微塵
も感じられない。
 どこか少し抜けている感さえある、「緩い」という言葉が似合う、どこに
でもいる普通の女の子にしか見えない。
 これから教えを乞う相手として、果たして大丈夫なのだろうか、そんな不
安を感じるほどに。
 ――月守さんには悪いけど
 今がどうあれ、これまで見てきた悠羽の実力に間違いは無い。
 故に、確認の意味を多分に含み、シンヤは行動を起こす。
 お喋りに夢中になっている二人に気取られぬよう、シンヤはゆっくりと足
下へ手を伸ばす。
 そこにあるのは、クレイオンとの特訓の際に使用した木刀である。
 少し離れていた所に立っているはずの岩崎女史も、今は席を外しているた
め、この行動を身咎める者はいない。
 ――少し、試させてもらうよ
 木刀の確かな質感を手に感じたシンヤは、視線を談笑する二人に向けたま
ま、手探りで木刀の柄を確かめ、握る。
 当然、当てるつもりは無い。
 ただ、突然の事態に悠羽がどう対応するのかを見てみたいだけである。
 今の所、二人がこちらに気付いた気配は無い。
 ――よし
 事情があるとはいえ、仲間を驚かすような真似をするのは少し気が引ける
が、そのわずかな迷いを振り払ったシンヤは、木刀を握った右手をゆっくり
と持ち上げ、
「相馬さん、危ないですよ?」
 そこで、動きを止められた。
 眼前に広げられた悠羽の掌が視界を埋める。
 指の隙間から見えるのは、疑問を顔に貼り付けた悠羽と、
「え? え? 悠羽ちゃん? 相馬さん? どうしたの?」
 事態に付いて行けず、二人の顔を交互に見比べるマドカであった。
「どうしました? そんな物を手にして」
「あ、いや、何でもないんだ……ハハハ」
 ゆっくりと木刀を床に置き直し、シンヤは乾いた笑いで言葉を濁す。
 ――み、見えなかった……
 意識は右手に置いていたとはいえ、視線は二人から外していなかった。
 にも関わらず、悠羽の動きを視認する事は出来なかった。
 もし、仮に悠羽がこちらを殺すつもりであったなら、自分は死んだ事にさえ
気付く事無く、その命を終えていたであろう。
 そう理解したシンヤの背に、一筋の汗が流れ落ちる。
 ヒトの身にありながら、異世界の生体兵器、鏖魔と渡り合う悠羽の身体能力
を自身の身で再確認したシンヤは、小さく咳払いをして自身の流れを整え、よ
うやくここで本題を切りだす。
「月守さん。俺に、闘い方を教えてくれないか?」
「私に……ですか?」
 シンヤの言葉に、悠羽は、きょとんとした表情を返す。
「俺は、もっと強くなりたいんだ。そのために、無理にとは言わないけれど、
協力してほしい」
「でも、私は、まだまだ未熟で、人に教えるなんてとても……」
 シンヤが天農やクレイオンと特訓をしていた事は知っていたが、まさか自分
の身に降りかかってくるとは思っていなかった悠羽は、しどろもどろになりな
がら言葉を繋ぐ。
「それに、天農さんやクレイオンさんが教えた後に私が教えても、その、物足
りないというか、私が至らないというか」
「そんな事無いよ」
 悠羽の言葉を遮ったのは、マドカであった。
「悠羽ちゃん、いつもすごい頑張ってるもん。だから、相馬さんに何かを伝え
る事だってできるよ」
「マドカさん」
「きっと、相馬さんも、悠羽ちゃんの頑張ってる所を見てるから、教えてもら
おうと思ったんじゃないかな? だから、やってみようよ」
 悠羽を諭すマドカの姿は、シンヤが先ほど抱いたイメージと違わない、姉の
ようであった。
 マドカの言葉を受け、悠羽は俯き、少し考える。
 そして、
「……分かりました。私にどこまで務まるか分かりませんが、今回の事、引き
受けたいと思います」
 それまでの緩い表情を消した悠羽は、静かに告げた。
 ティータイムを終えた三人は、クレイオンとの特訓と同じ場所である甲板上
に移動していた。
 少し傾き始めた太陽を受けて輝く海に囲まれ、三メートルほどの距離を置い
てシンヤと悠羽が向かい合い、そこから少し離れた場所で、マドカとクレイオ
ンが二人を見守る。
「それじゃ、まずは相馬さんの動きを見せてもらいますね」
 表情は穏やかだが、その中に確かな芯を入れた状態となった悠羽は、メイド
服姿のまま、力を抜いた自然な状態でその場に立つ。
「では相馬さん、自由に攻めてきて下さって構いませんよ」
「自由に、って……」
 余りにも無防備な体勢の悠羽を正面に見据えるシンヤの口から、思わず疑問
の声が出る。
 シンヤが見る限り、悠羽は構えも何も無く、ただ立っているだけである。
 それも、動きにくそうなメイド服姿で。
 だが、ここまで来た以上、遠慮は無用である。
「よし、行くよ」
「どうぞ」
 返事と共に、悠羽は小さく、しかし鋭く息を吐き出す。
「うおお!」
 気合いの入った咆哮を響かせ、シンヤは一瞬で悠羽との距離を詰めると、そ
の勢いを乗せた正拳を繰り出す。
 狙いは悠羽の顔面。
 いかに格上とはいえ、女性相手に容赦の無い一撃であるが、もはや相手に何
の迷いも持っていないというシンヤの意志の表れた一撃でもある。
 だが、シンヤの第一手は、わずかに首を傾けた悠羽の前に虚しく宙を切る。
「まだまだ!」
 もとより一撃で決まるとは思っていないシンヤは、素早く拳を引くと、右脚
を地面と水平に振り抜き、悠羽の脇腹を狙う強烈な蹴りを出す。
 が、蹴りが悠羽を捉える直前、彼女は小さく後ろに下がり、これも回避。
 二度にわたり自身の攻撃が宙を切るばかりとなった結果は、しかしシンヤの
勢いを衰えさせはしない。
 普段、ブレイバーズの面々と行っている訓練で培ったもの、天農やクレイオ
ンといった他の組織の者から教わった事、その全てを吐き出すかのようにシン
ヤは動き、攻撃を繰り返すが、全てが虚しく宙を切り、彼女を捉える事が出来
ない。
「姫、気付いていますか」
 一方的な攻撃が全て不発に終わる様子を見ながら、クレイオンは傍らに立つ
マドカに問いかける。
「彼女の衣服です」
「く、クレイオン、メイド服に興味あるの!?」
「……そういう事でありません」
 自分の言葉が上手く伝わらなかった事だけでなく、無用な誤解を招いてしまっ
たと自省するクレイオンだが、気を取り直して言葉を続ける。
「相馬シンヤがあれほど激しく動いているにも関わらず、彼女の動きは、むし
ろ穏やかと言っていい。その証拠に、あの服にほとんど乱れは無い」
「そう、なんだ」
 格闘技に関しては全くの専門外であるマドカは、クレイオンの解説を受けて、
改めて悠羽を観察する。
 確かにクレイオンの言葉通り、シンヤの動きは激しい。
 ただの一度も攻撃を当てる事の出来ない時間が長引けば長引くほどに焦りを
生み、それが動きに現れている、といった様子である。
 対する悠羽は、激しさを増すシンヤの動きとは対照的に、驚くほどに穏やか
な足捌きで全ての攻撃を凌いでいる。
 スローペースのダンスでステップを刻むかのような動きは、とても格闘に使
えるとは思えないものでありながらも、現実は違う。
 全力を駆使した動きの連続で体力の限界が見え始めたシンヤに対し、格闘ど
ころか運動に全く不向きなメイド服の裾の翻りを最小限に抑える悠羽の表情は、
涼しげなままである。
「すごい」
 全くの素人であるマドカは、ただただ素直な感想を口にし、傍らの騎士に視
線を投げかける。
「クレイオンも、ああいう動きが出来るの?」
「あのような体捌きは本分ではありませんので、難しいかと。彼女の動きは、
やはり特殊なものだと言わざるを得ません」
 その言葉の裏に、マドカはクレイオンの闘争心が「だが、自分は負けない」
と告げている事を感じ取っていたが、それを口には出さなかった。
 マドカには、自分を護る騎士と、大切な友人のどちらが強いかなど、考える
気にはなれなかったのだ。
「ここまでにしましょう」
 クレイオンとの会話の終わりから間もなくして、悠羽が告げた終わりの言葉
が響く。
 シンヤの額に左の人差し指を添えるという行動を伴って。
「く、そっ……一発、も、当てられ、なか、った……」
 肩で激しく息をしながら、途切れ途切れに無念を口にするシンヤは、その場
に膝を着き、大きく息を吸い込んで酸素を取り入れる。
「どうですか? 何か、掴めましたか?」
 肌に幾分かの汗を浮かばせているものの、疲労の色を微塵も感じさせない悠
羽は、地面に座り込むシンヤに視線を合わせるよう、自らも身を屈めて問いか
ける。
 その問いに何かを返そうとするシンヤだが、呼吸を整えるのが間に合わず、
上手く言葉を返せない。
「では、私から」
 役に立たないかもしれませんが、と前置きを付けて、悠羽は口を開く。
「相馬さんは、もう少し力を抜くと良いと思いますよ。人間、ずっと力を入れ
たままだと疲れてしまいますから。力を込めるのは、攻撃にしろ防御にしろ、
ほんの一瞬だけでいいんです。常に全力で動けるほど人間は強くありませんか
ら、適度に力を抜くのがいいですよ」
 呼吸を整えながら、シンヤは悠羽の言葉に耳を傾け、その言葉の内容を胸の
内で繰り返す。
「あとは、相手を見る、という所でしょうか」
 これは私もまだまだ出来ていない所ですが、と、悠羽は少し恥ずかしそうに
躊躇いながら、言葉を続ける。
「例えば相手の攻撃を受ける時、いつ、どこに、どのような攻撃が来るのかを
予測して、それに先んじて動く。これが真島流破鋼拳の極意の一つなんですけ
ど、これが難しくて、私もまだまだなんですよ」
 ――そうか
 その言葉に、シンヤの中で何かが繋がった。
 彼女に攻撃が当たらないのは、技術の問題では無い。
 ただ、見えている世界が違うだけだったのだ。
 生身の肉体を兵器と並ぶレベルにまで到達させる。
 その世界に、自分はどこまで近づく事が出来るだろうか。
「兄さんなら、もっと高い領域に……」
「……え?」
 最後に小さく漏らした悠羽の独白を、シンヤは全て聞き取る事が出来なかっ
たが、それでも一つの単語だけは認識できた。
 ――確か「兄さん」って
「大丈夫ですか? 立てますか?」
「ああ、もう大丈夫だよ」
 悠羽の最後に漏らした言葉の意味を考えるよりも早く、シンヤは勢いよく立
ちあがり、周囲を見渡す。
 既に半分以上姿を消した太陽が眩しい。
「どうだ、相馬シンヤ。君の答えは見つかったか」
「まあ、これからゆっくり見つけるさ」
 夕陽を受けて輝くクレイオンに言葉を返したシンヤは、傍らに立つマドカと
悠羽にそれぞれ視線を送った後、大きく深呼吸。
「月守さんも、高遠さんも、ありがとう。おかげで少しだけ、何かを掴めた気
がするよ」
「お役に立てたかどうか分かりませんが、そう言って頂ければ助かります」
「相馬さん、いつでも遊びに来てね」
「ああ、それじゃ、俺はこれで」
 二人と一台に向かって右手を上げ、シンヤは歩きだす。
 相馬シンヤの道は、まだまだ続いている。


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