ルーマン 社会システム理論 / 社会システムの理論


ルーマン 社会システム理論

第III章 社会システムの理論

社会システム理論と普遍性への要求

  • ルーマンの研究動機
    • 一般システム理論についての考察に結びつけて、社会学の普遍的な理論を定式化すること(理論の普遍性要求の定式化)
    • 社会学の対象領域全体を、システム理論的な概念を持って記述すること(社会学の対象領域から選び出された断片だけを記述するマートンの中範囲の理論との違い)
    • どの社会的な結びつきもシステムとしてとらえること ↓ 以前にも、社会学の内部には、社会的諸連関をシステム理論という概念的手段をもって記述し分析しようとする多数の企てがあった(最もよく知られているのがパーソンズの構造-機能主義的理論)

ルーマンの理論的発展における二つの段階

  1. 第一段階(60年代初めから80年代初めないし半ばまで)
  2. 第二段階(『社会システム--一般理論概要--』=邦題『社会システム理論』以降)

(このページ了) 目次(社会システム理論/『ルーマン 社会システム理論』)へ戻る


スルーした点


コメント・疑問点・議論などは下記コメント欄へどうぞ!!