大会のススメ


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大会のススメ

アヴァロン稼動店舗でしばしば行なわれる、競技会形式の大会。それに参加した後、「参加しなければ良かった」「もう二度と出たくない」と後悔しない為の心構え色々について。

これを読めば大会に出た後、「また参加したい」という気持ちになり、そのうち優勝常連の一人になれる…かも知れない。

大会前日

レギュレーション、大会形式を確認しよう

  • 多くの大会ではレア制限、必須カード、禁止カードなどの「レギュレーション」が決められています。「レア8枚制限、ベリーレア以上禁止」の様なシンプルなものから、「日本語名のカード禁止」の様な訳の分からないものまで色々ありますが、ともあれレギュレーションに合ったデッキを作る(あるいは今使っているデッキをレギュレーションに合った形にする)ことから全てが始まります。
  • 意外と重要なのが制限時間や予選順位の決め方などの「大会形式」です。試合のポイントの合計点で順位が決まるような大会では、泥試合を引き起こす様な重いデッキは不利です。
  • 開始時間の確認も忘れないようにしましょう。12時と2時を間違えてしまい、店に着いた時には既に決勝が終わっていた、ということもあります。また開始時間が夕方や夜となる大会では、風営法の関係で、中高生の参加が出来ない場合もあります。

大会で何をしたいのか決めよう

  • 「兎に角勝ちに行く」「勝負は捨てて兎に角場を荒らす」「お気に入りのカードを兎に角使いまくる」等、多くの参加者はそれぞれの目的を持って大会に現れます。ただ漫然と参加するより、そういった目的意識を持って参加した方が、今後の為にもなります。

大会当日


強いプレイヤーと当たっても恐がらない

  • 初参加にしていきなり大会優勝経験を持つ強豪達と当たってしまう、というのはよくあるものです。とはいえ大会経験の多いプレイヤーにとっても、初参加のプレイヤーは何をしてくるか読めない、とやりづらさを感じていることが多いのです。これを利用しない手はありません。
  • 対戦相手を前に萎縮してしまって力を発揮できずに終わるよりは、彼らの胸を借りていこう、あるいは更に進んで彼らの思いもよらない戦法で場を荒らしてやろう、ぐらいの気持ちで試合に挑みたいものです。

試合中

開幕の立ち回り

  • 天女の羽衣などのテレポートは、開幕の鍵取りで非常に強力です。テレポートで鍵のあるマスに飛んだ瞬間に、既に祠に着いたと判定される為、着地する前に鍵のあるマスに着いても間に合いません。競技会初心者が陥りやすい罠の一つです。
  • 鍵を取れそうにない場合は、素直に次の祠へ先回りするのが安全です。位置が悪くて先回りが出来そうにない場合は、ワープゾーンや次の次の祠に陣取るのも一つの手です。
  • 他プレイヤーの動きも良く観察しましょう。他のプレイヤーが審判の石像を置いているのに、「祠に魔神の麓を置いて手札に硬気功とトットーを抱えて云々」などとやってしまい、麓を無駄遣いした上に次ターン出遅れてしまう、というのは絶対に避けたいところです。

戦闘1番を取ろう

  • チェイサーターンにおいて、戦闘1番を取ることは非常に重要です。ホルダーの手札が無くて1番になれば鍵を確実に取れる、という展開は多いですし、戦闘も1番手が勝つ率が非常に高いのです。
  • 戦闘に絡めそうにないと思ったら、次の祠へ先回りすることを考えましょう。そうすれば次のターンで戦闘に絡める率が大幅に上がります。
    • 先回りをしたところにセラフィー・ルカをぶつけられてしまうことがあります。以下のことに気をつけてみましょう。
      • チェイサーの手札を確認しましょう。手札に黄色いカードが無ければ、セラフィー・ルカが来ることはありません。
      • セラフィー・ルカを直撃されても、それほど被害が無い場合もあります。他の2人が祠とは反対方向に飛ばされて、結局自分が一番ホルダーに近い位置になる、というのも意外と多いのです。
      • 祠待ち時の対策としては、祠にモンスターを置いて1マス離れるだけでも対策になります。
  • 戦闘1番を取った後も、他チェイサー達の動きに注意しましょう。こちらが攻め込んでいる間に、他のチェイサーが祠待ちをしてくることがありえます。余裕があるならば、次の祠での戦闘の為に、主力のアタッカーや支援を残しておきたいところです。

戦闘の際の注意

  • モンスターの能力には常に注意しましょう。10/10という数値「だけ」を見て、捨て山の大量に溜まったガルダに無支援ハコリスで突っ込んだり、ダゴナイト相手に無支援の魔神の麓で突っ込んだり、などとやっていては、勝てる試合も勝てなくなってしまいます。
    • とはいえこういったミスは、対戦慣れしているプレイヤーでもしばしばやってしまうものです。「ねんねんね相手に魔法剣客+攻撃強化、育成無しの燕」「手札の無いフリィーキィー相手にダゴナイト+心眼」「阿と云を間違えた」の様に、余り使われないモンスター、能力が地味なモンスターが相手の場合は、思わぬプレイミスが起きることがあります。

観戦のススメ

  • 試合のない待ち時間は、上級者のプレイングや使っているモンスターを見ておくのも勉強になります。ただし、手札内容をうっかり口にしないように。リアルタワー(覗き込み)と思われてしまいます。
  • 希に、人のプレイやデッキ構成に的外れなケチ付ける人がいます。スルーしましょう。

大会後

他プレイヤーとの交流を大切にしよう

  • 大会は多くのプレイヤーと生で触れ合える大事な機会です。時間の空いている他の参加者が見付かったら、会話を交してみましょう。
  • 大会後に有志が集まって「飲み会」や「お茶会」に行く、というのはよくある話です。これは多くのプレイヤーと交流を得られる最高の機会です。もし時間と予算が許すならば、是非参加してみましょう。
  • 時折、無償でカードをくれる方がいます。大抵の方は「早く上達して一緒に遊ぼう」とか、「色々試してごらんよ」とか、「カードがダブってて困ってる」人です。好意から提供してくれているのであって、「上級者に欲しいカードを言えば貰える」「出さない人はケチ」と勘違いしないように(クレクレ君)。