対戦相手がいないときの時間潰しに最適な「レベル上げ候補生」について、基本からプレイングの注意点などについて紹介。
学年が候補生のCPUは戦闘支援カードを使わないことに目を付け、CPUの侵略をひたすら返り討ちにしたり、CPUモンスターをひたすら配置狩りしたりなどして、10ターンを生き延びつつ出来るだけ多くのカードを使おうという遊びである。
《キマイラ》にモンスターをひたすら食わせたり、《草薙の燕》を使ってひたすら飛燕乱れ桜を決めたりなどが基本的なパターン。一見楽勝そうだが以下の様な「落とし穴」も多く、10ターン生存は決して簡単ではない。
《サラマンダー》《ジラクリムゾン》《ジラコバルト》というあからさまな「対レベル上げメタ」を仕込んでくる。特に《ジラクリムゾン》は使用率が高い上、《キマイラ》型では育成が無い限り死亡確定である。育成手段が必須である理由は、ほぼ彼一人のためといっても過言ではない。
昇格されると更に酷く、攻めても《ブラッギス》《グリゲーター》《アーマトード》などで延命され、漸く鍵を取ったとしても支援で《ヤドカリン》が飛んで来る。彼が祠に入ったら、配置狩りをしてでも早急に退場させること。
決め球はほぼ《Mr.ジェントル》のみといって良い。耐久値が26以上になれば確実に耐えることが出来るが、手札次第では25/25にならないことを祈るしかない状況も。
昇格後はよく《ベビドーラ》を使ってくる。《Mr.ジェントル》と合わせて攻撃値31で殴られる可能性もある為、油断は禁物。
《雷雷》《風風》、《アサシン》、《キラーレディー》でのテレポートから《バルキリー》などが主な決め球だが、いずれも出現率が低く、危険度は低め。寧ろ《アーマジロ》で配置を除去されまくる展開に要注意。
昇格後は《コングボス》による力任せにだけ注意すれば守ることは難しくない。但し《アサシン》を置かれて悶絶したり、テレポート付き《バルキリー》が《アマゾーネ》の力を借りて先制を仕掛けて来たり、と守りは割りと堅いので、こちらが攻めなければならない状態になると少し苦しい。
《ラフリア(冬)》《ラフリア(春)》による攻めが非常に嫌らしい。あまり出現率が高くないのが救いだが、シズマが赤を持っていたときは少し警戒した方が良い。
昇格すると《ラフリア(冬)》+《コングボス》のデスコンボを撃ってくることもあるが、寧ろ厄介なのが《ハコリス》の処置。《冥斧ヴァル》でピンポイントに持ってくることも多く、状況によっては配置狩りをしなければならないことも。
基本的に攻撃値17を上回る攻撃手段は無い為、最も対処しやすい相手といえる。敢えて挙げるならば赤マス《ン・キィー》の攻撃値28だが、元々赤マスにいなければ問題は無い。
昇格後もたまに《エンペラー》を付けてくる程度で、支援の殆どは先制系な為、《キマイラ》で押してゆける限り、特に苦労することは無い。無条件移動が無い為、配置に引っ掛かりやすい点には注意。
何といっても《魔法剣客》が一番の脅威。耐久値高めのモンスターを用意しておかないとあっさりと討ち取られてしまう。確率は低いものの、《ブレストナイト》の即死も厄介。
昇格後は《ウォーリアー》《アマゾーネ》などを主に使ってくる。《魔法剣客》で守っているところを《キマイラ》で攻めたら《アマゾーネ》で切り返された、という展開も多く、出来れば鍵は渡したくない相手である。
基本的に《マグナード》以外の攻め手は無い。《ジグラ》などで大量に手札を残したりするとやや危険だが、適当に手札を減らしておけばどうということはない。
しかしメインから《ヤドカリン》を持っている為、昇格すると一転して強敵となる。攻めても《アーマトード》のお陰でオーバーキルを狙えず、なかなか追い出すことが出来ない。適度に配置狩りを絡めて、早急に退出させたい。
《黒の王》による即死狙いが一番の脅威だが出現率は低め。寧ろ厄介なのは《ブレードタイガー》による『引き分け狙い』で、これの為にライフを稼げない展開が続くと苦しい。カルノ、アリューシャとは別の意味で嫌なキャラといえる。
昇格後は《エンペラー》によるごり押しが多い。先述の《ブレードタイガー》と合わさってしまうと、耐久値が40まで上がってしまい、手札発動系が無いとまず殺せないと思ってよい。
時折《オロチ》を配置してくれるので、《魔法反射》を手札に抱えておけば、たまに経験値が入ったりする。