CANALAZZO 65号


CANALAZZO 65号

2007/04/14(土)発行

━━━(1面上段)【国際】新大陸南部で葡西衝突 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

4月13日、イスパニア艦隊とポルトガル艦隊が、バイーア沖で衝突、交戦状態に入った。~西軍にはネーデルランド艦隊、葡軍にはヴェネツィア艦隊が合流し、規模は拡大しつつある。
戦いは、双方の小型艦を中心とする前衛部隊が正面から向き合う形で勃発。
連携に優れる西蘭連合軍が優位に立つも、次第に戦域がカイエンヌ-ペルナンブコ航路の中間点と西蘭連合軍が拠点を置くリオデジャネイロ沖に狭まっていくなかで、その差は埋まっていった。

葡威連盟軍は、リオデジャネイロを包囲したが、バイーアから離れての補給線上の不利、 連携の不備から各個撃破の的になる戦隊なども続出し、結果、戦況は一進一退の状況となりつつある。
両陣営とも今後さらなる増援を投入する動きをみせており、情報筋によれば、葡威陣営は、バイーアの集結地点にしつつも、リオデジャネイロに強行上陸。数がものをいう混戦状況を生み出して、戦局打開を図ろうとしているとのことだ。~ 構築に動き出した。

━━━(1面下段)【軍事】ヴェネツィア艦隊に襲いかかる悪夢━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

このたび新大陸に向かったヴェネツィア遠征艦隊は、大型艦約70隻を中心とする編成となったが、その敵として立ちはだかったのは、イスパニアでもネーデルランドでもない。

南大西洋の荒波と強風である。

とりわけ、正規軍艦隊の主力となる軽ガレー船団は、大西洋横断という難事を成し遂げたものの、外洋の荒波で櫂もまともに使えず、立ち往生。
スキャヴォーニ達は「船長、棺桶に乗って出ろって言うんですかい?」と反乱を起しかねない有様だ。

海軍司令部内では、「ガレーを使わずして、ヴェネツィア海軍たる資格はない」との言がいまだ幅を利かせているが、対策については「為せば成る」の精神論しかなく、帆船部隊の比率を増やすといった発想の転換などはないようだ。

現地では、徴募艦隊から一部の戦力を割き、帆船主体の護衛部隊が編成され、警戒に当たっているが、このままでは、戦線のアキレス腱にもなりかねず、前線での本国司令部にたいする不満は日々高まる一方である。