東北大学医学部　試験資料館

応用生理学 / 2006年度応用生理学学士試験

応用生理学

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成18年度応用生理学学士試験
　　　　　　　　　　　　　　　　　　（平成18年12月25日実施）

問題１　以下の事項を簡潔に説明せよ。（３０点）
(a) 甲状腺ホルモンの生合成過程
(b) 思春期の発現
(c) ターナー症候群 Turner syndrome

問題２　視床下部‐下垂体系の内分泌機能に関する以下の問に答えよ。（２０点）
(a) 下垂体門脈とは？
(b) 下垂体前葉ホルモンを構造的特徴から３種類に分類せよ。
(c) ３種の下垂体前葉ホルモンのそれぞれを例に挙げ、視床下部‐下垂体系の内分
　　泌機能を概述せよ。

問題３　（３０点）
(a) ヘプシジン（Hepcidin）について知るところを記せ。
(b) 鉄欠乏を伴う疾患の実例を一つ挙げ、その原因・病態および治療について知る
とこ　　ろを記せ。
(c) エリスロポイエチン（Erythropoietin）について知るところを記せ。

問題４（２０点）
(a) 健常人では血糖値はある一定の範囲内に保たれている。その仕組みについて説
　　明せよ。
(b) 飢餓時におけるケトン体合成の増加機序を説明せよ。

注意：全ての解答用紙（４枚）に番号・氏名を記入し、各問題につき一枚の解答
用紙を使うこと（紙面が不足ならば裏面を使用すること）。略語を使用する際には、
まずその定義を明確にすること。なお、無署名の解答用紙は採点の対象としない。

試験問題

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