Xcircuitは、GUIで回路図を描画するためのソフトウエアです。
回路図部品のライブラリが豊富に用意されているので誰でも簡単に扱うことができます。 ライブラリを編集したり、自分で部品を描画してライブラリに登録することもできます。
'eps'形式で出力できるので、TeXに回路図を張り込むときに便利です。
公式ページはここです。
ダウンロードして解凍してください。
ソースで公開されているので、自分でコンパイルする必要があります。 Windowsの方はCygwinなどのUNIXエミュレータが必要です。
bashをお使いの場合は、通常のコンパイルどおり、
./configure make all make install
でインストールできるはずです。
エラー場発生する場合は、configureとmakeにオプションをつける必要があります。 詳しくは、ダウンロードしたreadmeファイルをご覧ください。
あとは、ターミナル上から
xcirxuit &
と入力すればXCircuitが立ち上がります。 Cygwinの場合は、
startx
コマンドを忘れずに。
主にWindowsのCygwinでmakeしてX上で使用している環境で発生する問題点ですが、 メニューバーが反応しないようです。 クリックしても反転はするのですが、メニューの展開ができないようです。
私のノートパソコンでは問題なく動作しますが、 知人のワークステーション環境(デスクトップ)では、 うまく動作しませんでした。 makeではエラーなくコンパイルできるのですが、 その後の動作に問題があります。
この件に関して情報をお持ちの方はご提供いただきますようお願いいたします。