参考書 / 国内 / 絶版


QRPで実験する上で参考になる(と思われる)書籍を紹介します。 こちらには、絶版となった定本たちを。真空管関係はややこしいので含めません。


丹羽一夫先生関連

「ハムのトランジスタ活用」(JA1AYO 丹羽一夫著)

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通称「ハムトラ」あるいは「トラ活」。 SSB/CW/FMの送受信機を作るための基礎知識から実践的な調整のテクニックまで、全てが網羅された80年代自作の定本中の定本。素子などは古いが、高周波関係の自作するなら是非そろえておきたい。

「AYO'S ハム機器の製作」(JA1AYO 丹羽一夫著)

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丹羽氏が80年代後半〜90年代初頭にCQ誌に連載していた製作教室の集大成。確実に動作する優れた製作記事が満載。これも手に入れる価値あり。


千葉秀明先生関連

「ビギナーのためのトランシーバ製作入門」(JA7CRJ 千葉秀明著)

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通称ビギトラ。FMの受信機・送信機・トランシーバを作るための本だが、本文中やコラムに千葉氏のノウハウが凝縮されており、CW/SSB/AMの製作にも参考になる。


「ビギナーのためのトランシーバ製作入門 AM/SSB編」(JA7CRJ 千葉秀明著)

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ビギトラ続編。50MHz AMトランシーバ・SSBトランシーバの製作がメインだが、初代ビギトラに続きノウハウもとても勉強になる。


熊本工作研究会関連

「HAM Journal No.64 1989年11/12月号 ユニット化によるハム用機器の製作」

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「熊本工作研究会」による、ユニットごとに製作するSSB/CW/FM/AMトランシーバ特集。 基板は「熊本シティースタンダード」として秋月電子で頒布された。SSBジェネレータなど、ユニットごとに解説に加えられており、とても回路の参考になる。ちなみに次号にあたるHJ誌65号にerrataが出ている。

「HAM Journal No.44 1986年冬号 熊本標準方式にみる 自作機器 製作テクノウ」

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前項の以前にHJ誌で組まれた同研究会の特集で、64号とともに自作にそのまま使える回路が満載。ユニット化して製作するのは上記と同様だが、この44号では各執筆者が自分なりの回路を発表している。


その他


「アマチュアのV・UHF技術」(CQ ham radio編集部 編)

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U/SHF黎明期に刊行された古典の名著。ダイオードDBMやトランジスターによる高周波増幅回路の情報多数。必読。

「FCZの寺子屋シリーズ 自作電子回路テキスト」(大久保忠著)

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今は亡きミニコミ誌「Fancy Crazy Zippy」に掲載されたシンプルで実用的な回路を収載。 現在は「アマチュア無線 自作電子回路」に移行している。

「ゼロから作るアマチュア無線局」(JA1AMH 高田継男著)

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ミズホ通信の高田社長による、リグ・アンテナからQSLカードまで作ってみようという本。QPシリーズ(CW送信機)、Pシリーズ(フルブレークインCWトランシーバ)の回路図と解説がついている。

「QRPハンドブック」(JARL QRP CLUB 編)

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QRPerの自作記事から運用スタイルまでを網羅した本。

「リニアアンプ・スタイルブック」

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石・球それぞれ、リニアアンプの理論と回路を集成。有用な文献。


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