用語一覧 / さ行



ザウ

【固有名詞】スラヴ統一連盟の加盟国、ウクライナに本拠地を置く軍事兵器製造会社。
ロシア系の資本が、ロシア崩壊に伴って雪崩れ込み、大きな企業に育った。
広く流通された戦騎スヴェントヴィトの製造元である。

サキの誓約

【固有名詞】天帝の乱に際して、サキが地球全土に対して発したメッセージのこと。
短期・中期・長期それぞれの政治指針を示し、同意と協力を求めた。

流離の狼騎士団

【固有名詞】第一部終盤で決死の戦いに臨むケンと交戦し、多大な被害を出す。

シャラーヴィン軍事研究所

【固有名詞】フォリス帝国首都圏郊外に本拠地を構える一大軍事研究所。
主に戦騎用パーツの研究と開発を生業にしており、ルイが所属する。

白の双剣

【固有名詞】ショウリョウの二人を指すあだ名。
スニェーク士官学校時代には既に一部で定着しており、
その後アーリーウィングスでの活躍によって広まった。


枢機卿

【名詞】フォリス帝国における軍事と政治、両方の最高責任者で、
実質的なフォリス帝国の支配者。初代時代に皇帝を補佐する者として置かれたが、
その後大宮家が代々引き継ぎ、権威を拡大してきた。

スニェーク士官学校

【固有名詞】ショウリョウが中退、伊万里が卒業した士官学校。
また彼らの在籍時、藤江恭介が教官として働いていた。
帝都ヤクーツクにある。

スラヴァ条約

【名詞】第三次世界大戦の全面停戦と核兵器の全面廃棄を誓った条約。停戦条約はすぐに破られることになるが、以降、戦争で核兵器が使用されることはなかった。

スラヴ統一連盟

【固有名詞】ロストフ王国をはじめとした旧ロシア西部に独立した諸国、およびウクライナ、ベラルーシを加えた国家連合体。初代盟主はロストフ王国を興したイリヤ・アンドレエフ。
東のフォリス帝国、西のEAUと領地を巡って長年争いを繰り広げてきた。その中で一時的に滅亡した国もあったが、統一連盟全体では独立を維持し続けた。
2138年1月時点ではEAUとは休戦しており、日本とともにフォリス帝国と対立するが、アーリーウィングスの活躍により日本の敗退、侵攻作戦の失敗が続き、逆に滅ぼされる。

征西

【名詞】作中では、アーリーウィングスがユーラシア大陸の東から西へ遠征したことを指す。
スラヴ統一連盟に属する旧ロシア領の反フォリス帝国勢力を一掃しつつ西に向かい、ロストフ王国を攻略し、EAUに攻め込んだ。
戦果は大きかったが、ネロの粘りと裏工作による政春の乱によって挟撃される形になり、最後は潰されて終わってしまう。


西方第81旅団

【固有名詞】鳥内実季アーリーウィングス加入前、数ヶ月間所属していた騎士団。

聖夜の晩餐会

【名詞】2140年12月24日。大宮早姫竹内良太の誕生日祝いを表向きの口実にして、高谷将一等、自らが「英雄」と認める人間達を極秘パーティに招待した。
しかしその真の目的は「旧大国の要人公開処刑計画」の提案であり、それに対する賛否の意見を収集することにあった。
大宮早姫の予測通りこれには多くの人間が反対し、廃案となる。これをもって大宮早姫は偽装死を決断した。