フォリス帝国


概要

俗に帝国と呼ばれる強大な国家。正式国名はラテン語で扉を意味する「FORIS」。
代々朝霧家の皇帝が治め、絶対王制を敷く。首都はヤクーツク
公用語は日本語、ロシア語、英語。軍事国家。

歴史

第三次世界大戦中、日本からの移民が徐々に集団化し、ロシアの崩壊により独立した。
初代皇帝は六雄三姫が一人、朝霧司(初代)
その後、世界各国から多くの移民を受け入れた。彼らの中には多くの富裕層・技術者が含まれており、
その財力と技術力を基盤に国としての体制を整えると同時に戦騎を世界で初めて実用化した。
第四次世界大戦においては西の旧ロシア地域、南の中国等を撃破して勢力を拡大しているが、
一方で散発的な反乱にもあっていた。
朝霧家が代々皇帝として君臨し、その際は創始者にならって「朝霧司」と改名するが、
二代目以降は大宮家が枢機卿として皇帝以上の権限を持ち、実効支配してきた。

関連年表

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本編

第一部〜第二部

2138年1月1日時点では旧ロシアの東半分および旧中国の北部を支配下に置いていたが、
西のスラヴ統一連盟と東の日本の同時攻撃を受けて瓦解の危機にあった。
しかし大宮早姫率いるアーリーウィングスの活躍もあってこの逆境を乗り切ると、
アーリーウィングスを主力とした精鋭部隊を投入して征西を行って西方の各国を制圧。
大国EAUをも降伏寸前まで追い詰めた。


第二部終盤〜第四部

同年6月10日、大宮政春によるクーデターで一時は混乱をきたすが、
8月7日の一夜革命によって政春らを粛正して正常化すると、
その後は大宮早姫が枢機卿の座を手中にし、政治・軍事の全権を握った。
枢機卿となった大宮早姫は侵略行為を再開し、12月の統一戦役の勝利をもって歴史上初めて、
地球全土を統一する。

第四部終了後〜第五部

その一国統治体制は、2141年年初に起きた大宮早姫の偽装死から続いた天帝の乱によって、
独立運動が盛んになるまで2年間におよび続いた。
しかしその実態は恒常的なテロとの戦いであり、世界平和という言葉からは遠いものだった。
天帝の乱終息後は、新しい統治体制を模索し、竹内良太レオナルド・シャーシャらの尽力で
地球圏統一同盟を設立させ、各国の自治権を認めたうえで融和路線を取った。