古い初級アマ用参考書についていたとおぼしきソノシートを発掘しました。
もとの本はもっていなくて、ソノシートだけ誰かからもらったんだったと思います。当時は電信級アマチュア無線技士の受験用に作られたものですが、現在では上級アマのCW試験対策にそのまま使えるでしょう。
電波新聞社「ラジオの制作」別冊
アマチュア無線受験マニュアル
*これはおそらく1970年代に発行された旧い版のものと思います。インターネットで検索すると、もっとも古いものでも1983年に出版された「新アマチュア無線受験マニュアル」の方しかヒットしませんが。
付録ソノシート「CW・コードのトレイニング」
ナレーター Joanna King
オペレーター 島津正治郎
PART(I)
PART(II)
PART(III)
PART(IV)
PART(I)
PART(II)
PART(III)
PART(IV)
5文字暗文のトレイニング
電信級国試は、こう出題される
モールス符号 名称 発音 "Next"...
名称と発音は女声。
発音は無線局運用規則別表第5号の2欧文通話表に従っているようである。
(5を“ふぁいふ”、3を“つりー”、9を“ないんあー”などと発音するあたり。)
PART(I):
O Oscar
0 Zero(ZE-RO)
N November
D Delta
E Echo
S Sierra
5 Five(FIFE)
G Golf
2 Two(TOO)
PART(II):
Q Quebec
8 Eight(AIT)
L Lima
X X-Ray
U Uniform
W Whiskey
J Juliet
R Romio
P Papa
PART(III):
Z Zulu
7 Seven(SEV-en)
K Kilo
C Charlie
Y Yankee
1 One(WUN)
A Alfa
V Victor
4 Four(FOW-er)
PART(IV):
T Tango
M Mike
B Bravo
6 Six
I India
H Hotel
9 Nine(NIN-er)
F Foxtrot
3 Three(TREE)
[BT] 電文(30字,1字づつ) [AR]
スピードは、符号が18〜19WPMと比較的速め(Part(I)は16WPMぐらいのやや遅め)に打たれており、字間語間を広くとって、9〜10WPMぐらいの速度に調整されている。昔の2アマ(分40字=8WPM)の受信練習にも十分対応できる内容である。
(以下,電文は文字色を白にしてあります。範囲指定するなどして反転させてご覧ください。)
PART(I):
【ここから】[BT] 2 S O E N D 0 5 S D 2 G 0 E 5 O G N 2 0 O D G E S 2 5 N 0 D [AR]【ここまで】
PART(II):
【ここから】[BT] P Q X U W L 8 Q W J L X P R 8 J U R W P L 8 X Q J Q R 8 U X [AR]【ここまで】
PART(III):
【ここから】[BT] 4 A Z 7 Y K C Y A V 7 Z K Y A 1 V 4 1 C Y 4 V 7 C Z 1 7 K Z [AR]【ここまで】
PART(IV):
【ここから】[BT] 3 M I F B 6 9 T H 6 B 3 M 9 I H F T 6 3 F B 9 H I 3 M T F 9 [AR]【ここまで】
スピードは、符号が約18WPMで、字間語間を広くとって、9WPMぐらいに調整されている。
(電文は文字色を白にしてあります。範囲指定するなどして反転させてご覧ください。)
【ここから】[BT] 2GF51 QVR37 43PZH PLF9W 8XAJS Y6L0B IXN7Z UDKJT ECMCQ Y2B8O [AR]【ここまで】
試験の出題スピードに合わせて、5WPMで送出されている。
当時は分25字で1分間の試験であったので、電文は短い。
(電文は文字色を白にしてあります。範囲指定するなどして反転させてご覧ください。)
【ここから】HR HR [BT] DECREASE TRANSMITTER POWER [AR]【ここまで】
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