定期メンテナンス


主に取説を参考に、901で時々やっておくべき定期メンテをまとめておく。

八重洲無線謹製「取扱説明書 FT-901シリーズ」記載事項

かつて八重洲無線のHF機には「調整と保守」の項があり、定期的なメンテを要するポイントが解説されていた。

901の取説には以下項目が解説されている。

  1. VOXユニットの調整
  2. マーカー回路の調整
  3. AFユニットの調整 - APF
  4. CARRIERユニットの調整 - キャリアポイント・キャリアバランス
  5. IFユニットの調整 - Sメーター・WIDTHのセンター
  6. NB・PROCユニットの調整 - プロセッサ・ALCメーター
  7. RECT.Aユニットの調整 - ファイナルのアイドリング電流
  8. RECT.Cユニットの調整 - VFOの供給電圧
  9. FMユニットの調整
  10. 本体の調整 - クラリファイアのセンター・ファイナルの中和

実際のToDo?は?

実の所、離調することによってSSB/CWトランシーバーとして困りそうなのは、マーカー・キャリア・WIDTH・ファイナルのアイドリング電流・VFO供給電圧・ファイナルの中和と思われる。後は周波数カウンタのキャリブレーションぐらいか。

このあたりは実際にいじることはしなくとも、年1回ぐらいは状態確認しておきたい所。