Windows Vistaは標準ではステレオミキサーが無効化されています。
ここでは、Windows Vista搭載PCのオンボードのサウンド機能でステレオミキサーを利用した放送方法を解説しています。この記事では「再生リダイレクト」の類をステレオミキサーと記載しています。
また、ドライバによってはステレオミキサーが利用できない可能性もあります。オーディオインターフェースやミキサーを別途購入した方が色々できて便利なのは間違いないです。
筆者の環境はオンボード(Radeon Xpress 1100にRealtek ALC262) + Realtek High Definition Audio Codecです。
コントロールパネル→ハードウェアとサウンド→オーディオデバイスの管理→サウンドの「録音」タブをクリック。インストールされているオーディオ録音デバイスが表示されるでしょう。
録音デバイスでは最初、マイクとライン入力しか表示されていないはずです。右クリックから「無効なデバイスの表示」「切断されているデバイスの表示」にチェックを入れると「ステレオミキサー」が出てくるので、有効化しましょう。「既定のデバイスとして設定」するのはどれでも構いません(筆者の環境ではライン入力が無いのでライン入力に関しては未確認)。
あとはマイクまたはライン入力の音量、Winamp等音楽再生プレーヤーの音量を調整しましょう。筆者の環境ではマイクブーストも使用可能でした(0,+10dB,+20dB,+30dB)
Edcast(旧Oddcast V3)のライブレコーディングのリストからステレオミキサーを選択。音声を再生してレベルメーターが動けばOKです。ねとらじ放送を楽しみましょう!
問題なのはステレオミキサーの出力レベルが音量ミキサの「スピーカー」のレベルに依存していることです。セッションをする上でヘッドホンを使用することが多いと思いますが、筆者の環境ではヘッドホンを使用するとき通常5〜15位の音量レベルにしています。しかしこれではステレオミキサーの出力レベルが低すぎます。ステレオミキサーのレベルを100にし、Edcastのマスタ音量を最大にしても出力レベルが低いです。音量ミキサの「スピーカー」のレベルは30〜50位が放送に適しています。ヘッドホンを使用する際はPCに直接接続せず、ヘッドホン端子のあるスピーカーやヘッドホンアンプに繋いで音量を調整し、モニターすることをオススメします。
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written by き〜る