このページはそもそも練習って何をどうするの?を一読した後に読むことをオススメします。
練習曲について †
このセッションスレの奏者さんに憧れてピアノを始める方もいらっしゃるでしょう。その場合大抵何か楽譜、自分が弾きたい曲や練習曲の本を買って練習すると思いますが、自分なりにアドバイスをしてみたいと思います。
練習方法の概要はそもそも練習って何をどうするの?(以下"そも練"と略)に譲りますが、練習曲の場合に特に意識する必要のある事項を下に挙げます(もちろんこれはその他の曲でも当てはまります)。
- 0. まず解説を読む
- 練習曲には大体解説が付いています。筋トレと一緒で、自分がこれから鍛える部分を意識して練習すると、効率は上がります。最初は読んでもなかなか意味が分かりにくいかもしれませんが、後々きっとそれが生きてきます。
- 1. とにかくまずはゆっくり練習!!!(そも練のページにも書いてありますが)
- 最初から速く弾いたのでは「どこが上手く弾けてないか」が良くわかりません。速く弾くと細かいミスはうやむやになります。「テンポはいつでも上げれる」と肝に銘じて、まずは忍耐でゆっくり練習しましょう。他には弾いてる途中にどんどんテンポが速くなることがあるので、これも注意です。フレーズの切れ目で軽く呼吸するくらいの余裕があると良いです。
- 2. 指使いは極力守る
- xの指のoooな動きを練習する曲でyの指を使ってたら意味がないですよね。筆者は昔これをやって先生に猛烈に怒られた経験があります。勿論練習する曲の本質に関係ない場所では弾き易ければ指使いは変えても構いません。
- 3. 拍の出だしを揃える
- 左右同時に弾く音、同時に弾く重音・和音の出だしはキッチリ揃えましょう。揃えないと非常にだらしなく聞こえるばかりかテンポが揺らぎます。
- 4. なるべく楽に弾こうと考える
- 練習の回数を減らせとか、適当に弾こうという意味ではありません。「最も(自分にとって)効率の良い、楽な体の使い方を常に追求し続ける」この精神が大事です。椅子の座り方、腕の運び方、手首の使い方、etc....自分にとって最適な弾き方を追求しましょう。力に任せて無理に弾くと故障の原因にすらなります。詳細はそも練にて。
- 代表的な練習曲(ほぼ難易度順・音楽性の高いものを除く)
※間違いが多い可能性があるのでご指摘ありましたらお願いします
バーナムピアノテクニック ミニブック | | | バイエル(01-11程度) | |
バーナムピアノテクニック 導入書 | リトルピシュナ48の練習曲 | | バイエル(12-44程度) | |
バーナムピアノテクニック 1 | ↓ | ハノン | バイエル(45-65程度) | |
バーナムピアノテクニック 2 | | | ↓ | バイエル(66-87程度) | ツェルニー100番 |
バーナムピアノテクニック 3 | ↓ | ↓ | バイエル(88-106程度) | ↓ |
このうちハノンとリトルピシュナ(特にハノン)は出だしの難易度は低いですが自分のレベルがかなり上がっても使える教材です。
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