初心者向けピアノ講座 / 譜読みと耳コピ -音感の周辺で-


譜読みと耳コピ -音感の周辺で-

著者は物心付いた頃から絶対音感が有ったため、絶対音感が無い人の中には、本ページに書いてある訓練方法が合わない場合があります。

(この項目は、書きかけ項目です。)

譜読み

流れるようにスムーズで正確な譜読みのためには、楽譜・音の響き・音の鍵盤上での位置・運指がお互いに頭の中で繋がることが重要です。ここでは、譜読みに役立つTipsを幾つかご紹介します。

※ここから先専門用語の解説に不備あり

パターンで読み込む

例えば囲碁や将棋の譜面、他ではサッカーや野球の人員配置は、やり込んでいる人はすぐに覚えられますが、そうでない人は中々パッと見て覚えられないものです。

つまり楽譜にも慣れが必要なのです。具体的に何に慣れれば良いか、というと、「楽譜に良く出てくるパターン」を見慣れたものにしてしまえば、その部分はパッと見ただけで分かるようになるのです。

先に言ってしまうと、「楽譜に良く出てくるパターン」のうち一つは和音のことです。響きの良い音の組み合わせというのは大体決まっているので、楽譜の上での音符の形も大体決まってきます。なので、まず

  1. 五線譜で一音ずつ音名がわかるようになる(その後は大譜表で)
  2. 少しずつ和音のパターンを覚えていく
  3. 少しずつフレーズのパターン(音型)を覚えていく

因みにその延長線上に

オマケ:初めてみる楽譜でも弾けるようになる(初見演奏)

があります。まずは五線譜を読めるようになりましょう。

(この節は、書きかけです。)

耳コピ

耳コピをするということは、原曲を再現して弾けるということです。原曲の音の高さ・リズムが全て正確に把握できれば確かに原曲通りに弾けるのですが、実際には全てを完璧に把握しなくても殆ど問題はありません。

実際にはメロディーラインが聞き取れて、伴奏のコードと形が聞き取れれば良いでしょう。(つまり伴奏の部分はある程度曖昧でも大丈夫)

ここまでの作業で大事になってくるのが、音感とリズム感です。

音感とは

ここで問題になっている音感とは、音の高さに対する感覚のことです。音感といっても幾つかの種類・分類があります。ここでは3つの分類を挙げておくことにします。

絶対音感
ある音の音の高さや音名を言い当てられる
相対音感
ある音を基準にして、他の音がどの程度高いのか/低いのか正確に把握できる
メロディーに対する音感と和音に対する音感(正確な用語ではありません)
注:この分類はあまり有用ではありません
メロディーに対する音感
メロディーを正確に聞き取れる。
和音に対する音感
和音の響きから和音を構成している音を正確に言い当てれる。
調性に対する感覚(ある曲が何調なのか)と関連がある。

音感の鍛え方

味覚もそうですが、「意識」して「長時間」「大量」に対象に接していないとなかなか感覚が育ちません。cf.味覚ならば「今日の味噌汁の出汁は何だったろうか?」etc.

ただ音楽の場合、大抵の曲は西洋音楽をルーツとした全音階で(つまりドレミファソラシ…etc.)作られているので、感覚の基準となる音源を用意する必要があります(勿論、これはピアノ講座なので手元に鍵盤楽器がある場合を想定しています)。感覚の薄い人にとっては最初は面倒臭いことかもしれませんが、「あの音の音名は?」「どの位高い音だろう?」「この響きが好きだな」と常に意識する事は音感を養う上で大切なことです。

更に言うなら、耳と手と目が連携して音感に結びついていくのが理想です。

  • 音を聞いたら音名と鍵盤の位置が即座にわかる。
  • 楽譜を見ればある程度曲が想像できて指使いを考えられる。

勿論、一気にこのレベルを目指す必要は無いかもしれませんし、初心者にとっては若干難しいかもしれません。しかし、上記した通り物心が付いた頃には楽譜も不自由無く読め、絶対音感も有していた筆者の立場からすると、耳と手と目が連携して音感に結びついていないと凄く不便に感じるのは事実です。

耳コピの流れ

メロディー→コード・伴奏の形→ハモリ・合いの手→そしてアレンジへ と進めて行きます。 基本的にはメロディーと伴奏だけ聞き取れれば大丈夫です。 (ハモり・合いの手 アレンジは省略おk) 残りは後からいくらでも追加できます。

(この節は、書きかけです。)

メロディーを聞き取る

まずはメロディーを聞き取らないと話になりません。
普通は耳コピをしようとした時点でメロディーだけは最低限聞けるはずなのであまり注釈は要らないと思うのですが… (書きかけ)

コードを聞き取る

(この節は、書きかけです。)

曲の形にまとめる(+おまけ)

(この節は、書きかけです。)