コード、つまりは和音なわけですが一言に和音と言っても物凄い量があります。その数250以上。CDEFGABにそれぞれ♯と♭がついて更に7thやマイナー、テンションコードを挙げればきりがありません。そんな量のコードは覚えれるわけ無いとは言い切れませんが覚えるのは面倒です。しかし覚えないことには始まらない。
ここで余談ですがコードはCから始まります。何故Aから始まらないでCから始まるかと言うと
と、こういう感じに並ぶのですがこれはA(ラ)が基準音だからです。A=440Hzを基準として他の音を決めているわけです。指揮者によってはA=442HzやA=438Hzにする人も居るそうですが…。詳しいことを書くと長くなりますし難しいし、何より嘘教えても困るのでそれはまた今度。
肝心のコードですがまずはCから。Cの構成音はド・ミ・ソの3つ。考えるよりもまず弾いてみましょう。
まずはこの押さえ方で。後々いろいろな押さえ方が出てきますがまずは基本の押さえ方。
ジャーン、と鳴ったその音がCです。何故Cの構成音の6弦Eをミュートしたか。それはCは根音*1がドだからです。
和音CはC=ドを基準にして ド→(高くなる)→ミ→(高くなる)→ソ→(高くなる)→… になっています。なので基準のCより低い音があっては別のコードになってしまいます。よって、6弦のEはミュートする必要があります。尚、分数コードと呼ばれるC/Eのような形のコードが出てきた場合は6弦Eを弾く必要があります。これは和音をCとして根音をEとしろという意味です。
つまり、ミ→(高くなる)→ド→(高くなる)→ミ→(高くなる)→ソ→(高くなる)→… という形にしろということです。A/C♯などの場合も同様になります。
全てのコードを紹介するわけにもいかないので残りはコード早見表で。いろんな押さえ方で練習してみてください。ちなみにコードはコードとして覚えるよりも「曲中にこのコードがあったから覚える!」という方法の方が楽です。使わないコードまで無理に覚える必要はありませんからね。