あなたも奏者になろう!Winamp+edcast導入ガイド


あなたも奏者になろう!Winamp+edcast導入ガイド

Windows向けねとらじ再生ソフト(Winamp)と、放送ソフト(edcast Winampプラグイン版)を同時に導入するためのガイドです。
放送ソフト(edcast)の単独起動版の導入方法はこちら へどうぞ。

1.Winampのインストール

http://www.winamp.com/playerより、Winamp 5.552 Fullを入手してインストールしてください。
1. Choose language:からJapaneseを選択し、2. Choose version:のFull Downloadをクリックするとダウンロード出来ます。

以下、推奨するインストール手順です。

 1.ダウンロードしたwinamp5552_full_emusic-7plus_ja-jp.exeを実行する

 2.インストーラ言語が表示されたら日本語を選択する

 3.次へをクリックし、使用承諾書を読んで同意するをクリックする

 4.インストール先を選択し次へをクリックする
  通常はC:\Program Files\Winampのままで問題有りません

 5.コンポーネントを選んでください。の画面になったら、マルチメディア エンジンの項目を開きSonic リッピング/CD書き込み サポートのチェックを外して次へをクリックする

 6.スタートメニュー項目の作成クイック起動アイコンの作成デスクトップアイコンの作成のうち、ショートカットを追加したいものにのみチェックを入れる

 7.Winamp(R) リモートWinamp(R) ツールバーWinamp(R) Serchをデフォルトの検索エンジンに〜eMusic 50曲無料MP3〜のチェックを全て外し、インストールをクリックする

 8.インストール完了が表示されたら、インストーラを閉じた後にWinampを起動しますのチェックを外して完了をクリックする

2.Winampの日本語化

Winampが公式に日本語対応となったため、日本語化作業は必要ありません。

3.edcast V3(放送用ソフト)のインストール

http://www.oddsock.org/tools/edcast/edcast_winamp_3.1.18.exe より、edcast_winamp_3.1.18.exeを入手してインストールしてください。
edcastダウンロードページから3.1.18のリンクが外されているため直リンクしています。
最新版は3.1.21ですが、日本語化が行えない・Vistaで動作しない場合があるため推奨しません。

途中のコンポーネント選択画面のチェックは、最初の状態のまま変更しないでください。変更すると起動できなくなります。(ご報告いただいた方ありがとうございました。)

Winampのインストール先を変更していなければ、そのままNextで続行すれば完了です。

4.edcast V3の日本語化

http://tnetsixenon.xrea.jp/rnote/localization/streaming.html より、edcast DSP v3.1.18 localization patch''を入手してください。
最新版の3.1.21用ではなく、過去のバージョンの欄にあります。

ファイルを解凍して出てきたedcastv3_winamp_3.1.18_jp.exeを実行してください。差分を適用するフォルダを聞かれるので、C:\Program Files\Winamp\Plugins*1を指定して実行してください。

日本語化完了のメッセージが表示されたら完了です。


5.Lame(mp3エンコーダー)のインストール

mp3形式での放送を行いたい場合のみhttp://www.rarewares.org/mp3-lame-bundle.php よりLAME 3.98.2を入手してください。

ダウンロードしたlame3.98.2.zipを解凍し、lame_enc.dllのみをC:\Program Files\Winamp*1にコピーしてください。

2009年5月現在、Livedoor ねとらじにおいて(楽器演奏を放送するうえで高いビットレートを要求される)mp3形式での放送が推奨されていないため、
セッションスレの放送はAAC+形式が主流になっています。
AAC+形式を使用する場合はLameのインストールは不要ですので、そのまま次の手順へ進んでください。

6.Winampの起動

デスクトップのショートカット、もしくはC:\Program Files\Winamp*1からWinampを起動してください。

初回起動時のみWinamp セットアップが表示されるので、次を参考に進めてください。

 1.スキンの選択で好きな見た目を選ぶ(後から変更する事も出来ます)

 2.ファイル関連付けで、Winampに関連付けたいファイルタイプにチェックを入れる
  プレイリスト ファイルからM3Uにチェックを入れておくと、ねとらじの放送をWinampと関連づける事が出来ます。
  Winamp エージェントを有効にする。のチェックは外しておく事をオススメします。
  そのほかの項目は必要に応じて変更してください。

 3.オフラインサービスの選択の画面が表示されたら、何もチェックをしないまま終了をクリックしてください。
  Winampが起動します。

7.Winamp本体の設定

Options→設定から設定画面を開いてください。

プラグインの設定 → 入力Nullsoft MPEG オーディオ デコーダ x.x [in_mp3.dll]を選択し、「設定」をクリックしてください。
ストリーミング」タブを開き、ストリーミングデータバッファの数値を以下を参考に設定してください。
なお、ここで設定したバッファ数値はMP3放送にもAAC+放送にも適用されます。

  • アナログ回線 - 64KB
  • 光ファイバー - 64KB〜128KB
  • CATV/ADSL - 256KB〜384KB

無線LAN経由・国外・悪天候などのため回線品質が悪い場合、1024KB程度を目処に数値を増やすことで、再生時の安定性が向上する場合があります。

再生中に頻繁に音飛びが発生する場合は、様子を見つつこの数値を変更してください。基本的に、転送速度・応答速度が頻繁に上下する不安定な回線ほど、大きめのバッファサイズが適しているようです。

なお、バッファサイズを増やすと再生開始までのタイムラグが長くなります。別途プラグインを使用することでタイムラグの減少を図ることが出来ます。

8.edcast V3の起動

プラグインの設定 → DSP/エフェクトedcast DSP v3 [dsp_edcast_v3/dll] をクリックしてください。edcast V3のメイン画面が起動します。

9.edcast V3の設定

ライブレコーディングの左側のリストから、楽器やマイクを接続しているサウンドカードを選択してください。

左側のリストから、「ステレオミックス」「StereoMix」「再生ループバック」などを探して選択します。

別途ミキサーを接続されている方は適宜セッティングの上ラインインを選択してください。

  • ※SoundMax/SigmaTel等の一部の内蔵サウンド、及びWindowsVista環境下においてStereoMixが出来ない仕様のPCが多く存在するようです。
    別途StereoMix可能なオーディオインターフェースを購入するか、外部にミキサーを増設してStereoMixの代用としてください。
    ただし、最上流でソロ放送をするだけならばStereoMixは必要有りません。
  • ※Vistaの一部で、無効化されているStereoMixを有効化する事で使用可能になった報告があります。
    こちらを参考にして設定してください。

マイクや楽器から音を出してみて、ライブレコーディングの上のメーターが反応したらOKです。反応しない場合は、左側のリストを色々変更してみてください。

次に「エンコーダーの追加」をクリックしてください。下部リストに、「Vorbis: Quality 0/Stereo/44100 Disconnected」という行が追加されます。

そのままでは接続できませんので設定を行います。その行を右クリックし、設定をクリックしてください。設定画面が表示されたら、下記の設定を順に行います。

  1. エンコーダーAAC Plusに変更
  2. ビットレート64に変更 (*1)
  3. サンプルレート44100に変更 (*2)
  4. チャンネル数2に変更 (*3)
  5. サーバーIcecast2になっていることを確認
  6. サーバーIPstd1.ladio.net(ポート8000〜8090を使用する場合)
    またはstd2.ladio.net(ポート8100〜8190を使用する場合)に変更(*4)
  7. サーバーポートを、8000/8010/8020〜8170/8180/8190の20個のうちどれか一つを選んで変更 (*4*5)
  8. パスワードladioに変更
  9. マウントポイントを/任意の英数字に変更 (*6)
  • *1 - 64kbpsでFMラジオ並の音質と言われています。回線が低速で送信が追いつかない場合は、この数字を減らすことで回線負荷を軽減させることが出来ます。
        ただし、下げれば下げるほど音質も劣化するため、セッション時は上流の人の設定に合わせるのをオススメします。
  • *2 - 44100でCDと同じ音質になります。PCの処理が追いつかない場合は22050に変更することで負荷を軽減(ここ数年のPCであればまず問題ありませんが)できますが、シンバルなど金物系を使う場合は音が曇ってしまいます。
        また、セッション時は極力44100に設定することをオススメします。(音質劣化を防ぐため)
  • *3 - 楽器・マイクがモノラルの場合は1でも良いですが、セッション時は必ず2(ステレオ)に設定してください。(ステレオ楽器でセッションに参加している方の音が劣化してしまうため)
  • *4 - IPがstd1.ladio.netでポートが8100〜8190、IPがstd2.ladio.netでポートが8000〜8090と設定した場合、エラーが出て接続出来ないため注意してください。
  • *5 - 基本的にどのポートを選んでも差異はありませんが、ポート毎に番組数・聴者数制限が有るため時間帯によっては混み合う事もあります。
        std1.ladio.netの8000に集中する傾向が有るため、時間帯によっては避けた方が良い場合もあります。
        各ポート枚の混雑状況はhttp://ladio.net/server.htmlから確認出来ます。
  • *6 - 半角スラッシュは必須です。スラッシュが無いと、Connectedの状態で止まってしまいます。またマウントに.(ドット)が使われていると、うまく受信してもらえないという事例が多く確認されています。

次に、YP Settingsをクリックします。ストリーム名に自分の放送の名前を入力します。(日本語可)他の項目は無くても構いません。ストリームURLにはねとらじスレのアドレス、ストリームのジャンルには演奏している楽器を入力する人が多いようです。

設定が終わったらOKをクリックして設定を完了させます。リストの表示が「Vorbis: Quality 0/Stereo/44100 Disconnected」から、「AAC+V2: 64kbps/44100Hz/Stereo Disconnected」に変更されたことを確認します。

リストを右クリックし、Connectをクリックします。Transfer Rateの表示が、Disconnected→Connected→64kbps (/マウントポイント)と変わったら接続成功です。この状態でPC上で流れている音がねとらじサーバに送信されています。


10.スレッドへの告知

最後に、ねとらじスレで演奏開始を告知しましょう。あなたの演奏を他の人が聴くためのアドレスを告知します。http://サーバーIP:ポート/マウントポイント.m3uがあなたの放送アドレスになります。

例:ポートを8040 マウントポイントを/testに設定した場合 → http://std1.ladio.net:8040/test.m3u

演奏してみて、スレッドの住人の方にテストしてもらいましょう。反応が返ってきたら、これであなたもVIPねとらじ演奏スレの住人です!お疲れ様でした!


次回からの放送は、Winamp起動 → (edcast V3も同時に立ち上がる) → リストから選択 → ConnectだけでOKです。

written by Am

質問コーナー

  • ぎゃああミスって質問ログ消してもうた・・・ AAC+向けに内容を書き換え。そのほか細々修正しました。 -- Am? 2009-05-04 (月) 23:48:29
  • 更新おつ! 再設定にすごく役立ちました! -- 2009-07-09 (木) 04:40:43
  • edcastページから落とせなくなってね? -- 2011-01-14 (金) 06:06:21
  • ヒント・英語版wikipediaのedcaasstの記事にある。RIOなんとかにある。 -- 2011-03-30 (水) 06:36:04


*1  インストール時にフォルダを変更していない場合