DAZrender

概要 †

• DAZ取り扱いソフトのrendering結果を並べたページです。
  （個人的メモとしてレンダリングしたものを掲載）
  
  
• モデルはHiro3.0（Poser5 Firefly）。DAZ|STUDIOで編集、その後Carrara互換・Bryce互換.objファイルに書き出し。
  レンダリング画像のリサイズ（72〜80％）以外は一切ポストワークを行っていません。
  

  D|S→Bryce互換obj→Bryce5.5
  　…半透・反射材質無効化。
  　　Bryce D|S Charactor Importerを使うよりobjで渡した方がデータの肥大化・余分なメモリ領域の占有を防げる。
  　　メモリ２G以下のマシンユーザーにおすすめ。
  
  D|S→Carrara互換obj→Carrara４・５
  　…半透過・反射無効化・たまにバンプマップ設定値が崩れる
  　　Collect MapsをONにするとテクスチャをまとめてコピーしてくれる。
  　　テクスチャ格納場所の再定義が不要になるため、PoserからNativeImporterで読み込むより効率がいい。
  　　（取り込みスピードはTrans Poser2＞obj＞Native Importer）
  
  D|S1.8→Carrara6
  　…半透過・反射有効・まれにバンプマップ・シェーダー設定値が欠落する
  　　買収後初のDAZブランドCarrara最大の目玉といってもいい.dazファイル対応。
  　　Poser7しか持っていない場合でも一度D|Sに読み込み.daz保存すれば、Carrara6へ渡せる。
  　　ただし現時点では静止フレームのみ対応。

• 各ソフト名をクリックすると画像が表示されます。

　DAZ|STUDIO 1.3.1 †

• 左からノーマル（3Delight）、D|S1.3 Cel Shader presets（Matte）、pwSurface（Dry Skin）、pwGhost（Phantom）
  
  • 参考：レンダリングスタイル「Cartoon」のサンプル
    レンダー設定「Cartoon」　モデルはFREAKとトロル
    レンダー設定「Default」にDAZ Preset Shaderでトゥーン設定を施したフィギュア（Aiko・画像右）
    
    
• D|Sのシーン画面にはいわゆる「床」が存在しない（初期画面で表示される平面グリッドはあくまで０座標の目安）。
  新規ファイル作成の都度Planeを作成するか、テンプレートファイルを作成しておくと良い。
  
  
• pwSrface/GhostはDAZで販売している有料拡張プラグイン。
  pwSurfaceのレンダリング時間は、プリセットを適用後Surfaceを上手く調整すれば大幅に短縮できる。
  
• pwGhostプリセットを応用すれば「線画抽出→原画との合成による疑似トゥーン」が簡単に出来る。
  　例：白地に黒のゴーストライン、黒地に白でゴーストラインを作成→反転
  
• 今回サンプルを用意していない「pwShadow」はD|Sにシャドウキャッチ機能を追加するプラグイン。
  バックドロップや影を落とすオブジェクトを不可視に設定した絵も簡単に作成出来るが、
  レンダリングスタイル「Cartoon」に使用することは出来ない。（強制的に黒く塗りつぶされてしまう）
  D|S1.3 Cel Shader presetsとうまく組み合わせて「Normal」でレンダリングしよう。
  

　Carrara 5 Standard †

• 背景に「リアルな空」・地形「丘（ランダム生成）」を配置。左からレイトレース、GI（環境閉塞100％）。
• CarraraのGIは地面やオブジェクトに対してキャッチシャドウが使えない（Shader Plus!を購入すれば可能）。
• 今回はテストしていないが（レンダリング時間がかかり過ぎるため）、Standard版にもSSSはついている。
• 大気プリセットは「雲」「霧」「日光」「月光」「なし」を選べる。ほか環境光の設定が重要。
  

　Bryce5.5（レンダリング画質は5.0と共通） †

• 無料版5.0が初Bryceなので、まだ上手く使いこなせていません。
• DAZからDLする方の5.0はプリセットシーンが数十点含まれている。
  今回はプリセット「Dragon Sky」を天空球ライトグレー・太陽光オレンジ・やや西日に変更してテスト。
  

　参考：Vue5 Esprit †

Bryceと比較されることの多い景観ソフトです

• Vueを起動して最初に表示されるシーン（青空に平地）はいかにもCG然とした絵になります。
  この状態からフィギュアとVueのシーンの「一体感」を出すために色々なパラメータをいじるのはBryceと同じです。
  • 初期ロード画面「真昼間」
    • Vue付属プリセット「アリゾナ」
    • 試行錯誤中「いんちき黄砂」