制作環境としての簡単なワークフロー
Poserによるデッサン・影のシミュレーションを導入
ゆうきまさみ氏のアシスタント。背景をShadeで作成・二値変換・合成する方法を紹介
Expressionによるペン入れテクニックはComicStudioにも応用できる。
背景・小道具をShadeで作成
「モデリングは人体から始めるな、小道具から覚えろ!」
背景・小道具をShadeで作成
2Dカラー原稿との合成テクニックなど
GANTZ1巻とComickers2003春号に載ってた。
1.奥さんがラフなネームを紙に書く
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2.ネームを元にスタッフがshadeで背景作成
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3.スタッフがPoserから引っ張ってきた
人体モデルをネームどおりに配置
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4.一度プリントアウトして奥さんがチェック
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5.プリントアウトしたのを下敷きに
奥さんが人物をペンで作画
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6.線画スキャニング
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7.線画と背景をあわせて、奥さんの
指定どおりにベタ、グラデを入れる
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8.出力して奥さんがチェック、影など指定してアシさんに渡す
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9.細部のトーンなど入れた後、一時的に黒のレイヤー作成
人物の周り白抜き。
Illustratorで作った書き文字、集中線、吹き出しなど
組み合わせる。プリントアウトして最終チェック
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10.原稿用紙に出力して、奥さんが最後の細部の修正。
合成はPhotoshop。今見直したらデータ入稿じゃないんだな。
3Dは、写真合成的に使うのではなく、線画化してそれにトーン貼っている感覚。
(※奥さん=奥浩哉さん)
http://www.contentparadise.com/static/jp_newsletter/20080425/index.html
漫画家として
作画に対するこだわりとしては、「貼り込み」と呼ばれる制作手法を『A・Iが止まらない!』時代に開発、完成させていることが挙げられる。
「貼り込み」とは、背景、人物などのオブジェクト、描き文字などを別々の用紙に作画し、切り抜いたそれらをコマ単位で原稿用紙に貼り重ねて仕上げるというもの。
この手法によってバンクシステムを容易に活用することが狙われている。
このため、赤松健の原稿は「分厚くて重い」らしい。
『魔法先生ネギま!』の途中からは、校舎や広場といった背景の一部を
LightWave?という3Dモデリングソフトで作成した後、そのデータをプリントアウトし、手作業でディティールやトーンを追加するというデジタル+アナログの手法が採られている。
そして、その背景が「貼り込み」技法で原稿用紙に合成される点は従来と変わらない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E6%9D%BE%E5%81%A5#.E6.BC.AB.E7.94.BB.E5.AE.B6.E3.81.A8.E3.81.97.E3.81.A6
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20080702/1016322/