【回答】
第2次世界大戦時のドイツの装甲戦闘車両に標準搭載されているFu5型無線機は超短波(VHF).
指揮戦車などに追加装備されるFu8型無線機は中波帯(MF)
んで通信距離だが,無線機の性能だけじゃなく,アンテナの大きさや形状にもよる.
1号指揮戦車の場合のFu5型無線機は6〜10km,
SdKfz251/3装甲無線車の場合のFu8型無線機は15km,
ってのしか,今調べた限りでは出てこなかった.
ちなみにアンテナ形状は,こんな感じ.
http://www.tasca-modellismo.com/seihin/antenna/anantenna.html
山がちな地形で谷底なら到達範囲は狭く,山の上に登れば能力最大発揮,
妨害電波にも割と弱い.
あとはあの時代は,まだまだ信号弾が使いでがあるんだよなぁ.
さすがに戦闘の真っ最中では使ってられないだろうけど,信号弾を合図に攻撃開始,とか進行方向の指示,航空機への識別用とか,考え次第で色々と使いではある.
旧軍の信号拳銃だと,夜間に発光弾をつかえば,12km先から視認できたそうで.
もっとも,信号弾は「ここにいますよー」とみんなに見えちゃうのが難点ではある.