【回答】
マンガは知りませんが(読んだこと無いので),史実の満州国軍は,日本軍の装備と,旧張作霖軍の装備を有していました.
後には,日本軍装備が幅をきかせてきますが….
任務は主に,国内の治安維持と国境警備であり,外征は考慮されていません.
成り立ちが各地にある軍閥を吸収したため,兵員の質は良くありませんでした.
小銃はモーゼルKar98bか38式,30式歩兵銃.
拳銃はモーゼルM1896で,これを一号拳銃として国産化.
戦車はルノーFTが装備されていた.
海上警察隊という海上部隊もあり,松花江,黒龍江警備(ソ連との国境警備)用に,桃級の旧式二等駆逐艦「樫」と哨戒艇,砲艦を数隻所有していた.
このほかに,シュレック飛行艇と94式艦爆,87式軽爆,90式水偵を保有.
陸軍飛行学校,陸軍飛行隊もあり,ポテ25「保貞号」を初期に使用していたが,後に97式戦闘機を主力とし,後に隼が装備されました.
爆撃機には,日本が輸入したが,使い出が悪かったイ式重爆(B.R.20)を,満州の大豆と引き替えに購入しています.
このほか,屠龍,鍾馗も少数ながら使用されたらしいです.
練習機としては95式練習機,99式高練が用いられました.
また,97式戦闘機を改造した2式高練は,満州飛行機によって国産化されています.
更に準軍事的組織として警察隊と満州航空があり,満州航空にはF.7/3m,スーパーユニバーサルの他,ドイツから大豆と引き替えに仕入れた,Ju-160,Ju-86Z,Bf-108,He-116などを保有していました.