【回答】
HPM(高出力マイクロ波)兵器なら,単純な電場爆縮型の爆弾は実験済みですが
(ユーゴ空爆時に実験的に使用されたというウワサもあるが,大変怪しい)
www.ncoic.com/empbomb/apjemp.htm
性能が十分でなく完成したとは言えない状態のようです.
キャパシター(一種のコンデンサー)を使用した大電流パルスが現在有望とみられ,開発が進んでいるようです.
レーザーは,THELが一応実験場で使えた程度で実用化は,数年先.
粒子ビーム兵器やプラズマ兵器(実用の可能性すら不明)は,まだぜんぜん先が見えてこないという状況です.
このニュース
NBC Nightly News Weapons of future, almost ready now
Energy beams, sonic rifles among arms on the horizon
なら,やはりHigh-powered Microwave(HMP)兵器のことですね.
ただ,絵に出ているような,有人航空機からのものは,今のところ考えられていません.
HMPが操縦系に干渉して,飛行を危うくする可能性があること.
また,現在のところ,HMP兵器がコンピューターなどに作用する距離は,数百mが限界とされていること,が理由です.
このためミサイルなどに搭載されて,目標近くで作動すると予想されています.
将来出力が上がっても,おそらく無人機(UCAV)に搭載されることになるでしょう.