【回答】
元・沖縄県民として,ひとこと.
「本土復帰」で使われる「本土」というコトバには,ものすごくねじくれた沖縄県民の感情がまじってます.
沖縄ネイティブのヒトにとっては,他県の人間はやっぱ「ヤマトンチュー」で,ある意味,外国人に近い認識持ってる部分が見え隠れしてるんですな.
薩摩侵攻から始まり,明治・大正・昭和の歴史の中で,
「本土は沖縄を平気で捨石にする」
というルサンチマンは,県の世論の根底に根深く流れてます.
だから逆に,そういう立場を超えて,沖縄に配慮の姿勢を見せるヤマトンチューには,異様に評価が甘くなるのも,面白い特徴でしょう.
古くは帝国海軍の大田少将,新しくは,こないだの総裁選での橋本竜太郎.
なわけで,心理的には「本土」とはぜんぜん思ってませんね.