【回答】
武家社会の身分による差別は,土佐に限らずかなり厳しかったようです.
江戸時代はじめはそうでもなかったけど,時代が下がるにつれてだんだん厳しくなっていく.
家によって区分はは変わりますが,おおまかに上・中級武士,下級武士,奉公人と別れていて,それぞれの中では,あまり身分差はなく対等に接しているけど,階層が変わると厳しい差別があって,例えば,上・中級武士と道で会った下級武士は履物脱いで土下座するなんてのも,土佐郷士に対する特別な差別じゃなくて,結構どの藩でもあったようです.
服装や履物など身分による違いが規定されているので,遠目でも相手の身分が判るので,急ぐときなどは道を変えて通る.
一番,こまごまとした決まりが厳しいのは下級武士で,奉公人はそうでもなかったみたいです.