【回答】
普通に,フォークランド紛争でバトルプルーフされたことで,劇的に価値を高めました.
VTOL機が運用次第で,固定翼機と対等以上に戦えることを証明したことで,その母艦である軽空母も,CTOL空母に準ずる存在としての価値を確立しました.
現代までその流れはすたるどころか,F-35Cというかたちでさらに発展し,CTOL空母との格差を縮めているくらいです.
ただし機体の大型化は,「軽」空母であることを許さなくなっており,最低でも2万〜3万トンと,先代V/STOL空母の倍の巨体が,次世代母艦には要求されるようになりました.
巨艦の建造と維持には金がかかるので,多目的母艦として補給艦や揚陸・輸送艦としての機能も併せ持つのが,最近のトレンドです.
先代(つまり現用)軽空母からの価値観変化を列挙するなら
1.次世代V/STOL機によって空母との戦力格差が縮まり,より高価値化した
2.母艦が巨大化し,多目的艦化したことでユニットとしての価値も高まった
つまり戦略的・戦術的価値は,先代軽空母からはるかに高まっています.