【回答】
違います.
設営隊は基本的に,安全な後方の占領地において飛行場,港湾を整備するために展開されたもので,その殆どは軍属になっています.
工兵は前線で作業するものであり,その作業には狙撃などの危険を伴います.
軍の一兵科です.
ただ,海軍設営隊は,沖縄では地下防空壕を掘ってたわけで,そういう点は工兵隊と変わらんね.
こんな本があるようなので,参考にされては?
「海軍設営隊の太平洋戦争 ―航空基地築城の展開と活躍―」佐用泰司著
638円+税 光人社NF文庫
「ルソン海軍設営隊戦記」岩崎敏夫著 光人社 1700円
【回答】
その通りで,無いと言うことになりましょうか.
上陸などの際の支援には,陸軍の船舶工兵と言うものが存在しましたし.
基本的に海軍陸戦隊は,軽装備で小所帯ですから,工兵を抱える余裕は無かったのではないでしょうか.
上海事変など,海軍で工兵を必要とする場合には,陸軍の助力を仰いでいます.