【回答】
基本的にTVや映画の射撃音は後付のものであり,本当の発射音ではない.
銃の発射音はいろいろな要素で構成されている:
火薬の燃焼音=バーン
銃の機械的作動音=カチッ・ガシャ
弾丸が空気を切り裂く音=ピューン
発射音の反響=ワーンンン・・・
などなど.
アメリカ海兵隊がM60撃ってるのを,50mくらい後で聞いたことがあるが,意外なことにどの音も,同等の音量で聞こえた.
特に空気の切り裂き音の大きさに驚いた.
そして,映画・TVの音とは,かなり印象が違っていた.
このうち,サイレンサーで消える(小さくなる)のは火薬の燃焼音のみ.
だから,他の音は聞こえるわけだ.
質問の22口径の拳銃の場合,
元々の音が小さく=火薬が少ない,
弾丸が遅い=空気の切り裂き音が小さい
ので,そういう表現になったのでは.
機械音が強調されたのではないかな.