【質問】
 最近,チェ・ゲバラの写真集を買いました(当然のように全てモノクロなのですが).
 銃器類などはM1ガーランドやM1カービン,トンプソン,M3グリースガン,G3(木スト)などが確認出来たのですが,服装や装備品なども当時の米軍のものだったのでしょうか?
 どうやら政府軍は,米国からの供給を受けていたようなのですが…,革命軍はそれらを奪っていたのでしょうか?
 当時の米軍の装備類についての知識がないもので,比較も出来ません…
 どなたか,その辺の事情に詳しいか方はいらっしゃらないでしょうか.
 よろしくお願いします.

 【回答】
 バチスタ政権というか,キューバ政府は1902年以来,米国の傀儡政権でしたので,武器供給は米国が行っていました.

 革命軍の最初の蜂起は,1953年7月26日のモンガタ兵営襲撃です.
 この時は敗れ(2000名の兵士に165名で襲撃したから当然),165人中80名が犠牲になっています.
 カストロはこの時に逮捕・投獄されましたが,後に世論の要求で1年9ヶ月後に釈放されました.
 この時はアジトにしていた鶏卵農場用の物品と称して,フロリダから武器弾薬を仕入れています.

 1955年7月にメキシコに渡り,そこでスペインの元軍人アルベルト・バヨ元大佐から軍事訓練を受け,更にチェ・ゲバラと宿命的な出会いをしています.
 1956年2月2日にグランマ号に購入した武器弾薬を積み込んで,キューバに向けて出港しました.
 この武器弾薬を購入するに当たって,マイアミ,コスタリカなどで上陸地まで公表しています.
 従って,この時も現地に着いたと同時に,銃撃を浴びせられ,86名の同志は,後に再集結したときには12名に減っていました.

 この後は,政権側の兵士を襲って武器弾薬を集積し,1959年に漸く革命を成功させる訳です.

眠い人 ◆ikaJHtf2 :軍事板,2002/09/03

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