【回答】
弾薬不発時に,どうやって作動を継続させるかが問題で,火工品を用いて強制的に発火させるなどのメカニズムが必要です.
また,発射速度はガス圧とスプリング,各部の重量などで自動的に決定されてしまいますから,発射速度の変更が自由にできません.
各部品,弾薬,要求仕様などの変更があると,これに対応して全体のデザインを見直す必要が生じ,不完全なデザインによる事故の原因となることもあります.
トータルとして軽量,発射速度の立ち上がりが早いなどのメリットはあるものの,大口径化要求によって上記のデメリットがより顕著となり,YakBもGSh-6-23も引退してしまったわけです.
なお,ガス圧作動のガトリングとしては,アメリカでもSUU-23とかあった.