四谷

四谷阿部之
関連：依頼人 / 七ヶ瀬温泉 / 夜の蝶 / 平田残雪 / 塩

• 本名、四谷阿部之（よんたに　あべゆき）。
  六氷魔法律相談事務所に出張依頼の電話をしてきた依頼人。
  四谷先生。作家。代表作は「愛の中で」。
  今ベストセラーの「夜の蝶」の作者。
  七ヶ瀬旅館に宿泊して、露天風呂の女性を覗いていた。
  七ヶ瀬旅館にこもって半年、夜になると知らぬ間に原稿を書いている。
  幽霊にとり憑かれていると思い、ムヒョに依頼した。
  夜に部屋で原稿を書いていると思ったら、露天風呂を覗いていた。
  部屋で原稿を書いている四谷先生の正体は……!?（第１７条）
  

• 平田残雪の霊を見つけて、塩をかけた。
  平田残雪の霊に「夜の蝶」には色気がないと教えた。（第１８条）
  

• 暴走した平田残雪の霊の後を追った。
  平田残雪の霊に、「夜の蝶」の続きを書いてくれるように頼まれた。
  この五年、一枚も原稿が書けていない。
  世間からも忘れられ、出版社からも見放され、「夜の蝶」にすがりついた。
  夜な夜な仕上がってくる名作を黙って自分の物にした。
  「夜の蝶」が大ヒットし、大金を手にしてはじめて、他人の作品で名声を得たことに罪悪感を感じた。
  最終巻が書き始められる前に魔法律家を呼び、平田残雪が長い長い月日大事にしていた思いを奪おうとした。
  そのため、自分には続きを書く権利はないと伝えた。
  しかし平田残雪に「夜の蝶」を託され、最後の文を次のように考えた。
  

  ―幸せは、夜の蝶の様に脆く儚いからこそ、この世でただ一つのかけがえの無い幸せになる。
  

その後テレビに出演し、「夜の蝶」のテーマについて「生きる喜び」と答えた。（第１９条）

四谷先生の大冒険 †

• SUPREME読切シリーズ「四谷先生の大冒険」がジャンプＳＱ2008年07月号に掲載されることが発表された。（週刊少年ジャンプ2008年27号）