書籍NTT 2011
栗山 浩樹 様 †
<取材に関する協力と資料提供に関するお願い> †
- 時下ますますご清栄のとととお慶び申し上げます。
小生は日頃、日米の情報通信分野を専門とするジャーナリストとして執筆活動を行っております。そうした中、講談社と御社に関する書籍の企画を検討しております。つきましては、下記企画をご一読賜り、書籍執筆についてのご協力を頂きたく、お願い申し上げます。
書籍NTT企画案 †
タイトル: NTT (仮) †
- サブタイトル: この会社は、私たちの未来を切り開くのか(仮)
趣 旨: †
- 携帯電話やブロードバンドの普及で、通信サービスは人々の生活に欠かせない存在となっています。その一方で、昨今の「光の道」議論に象徴されるように、一般消費者の御社に関する理解度の低さや通信サービスに対する知識不足は、大きな問題と考えます。
また、「放送と通信の融合」といった言葉も最近は耳から遠のき、通信ビジネスにおいても国際的な視野が消え失せています。米国から日本の通信市場を見ると、国際的な視野や技術進歩を踏まえて通信事業を展開されている事業者は御社以外にありません。しかし、そうした姿は一般市民に十分理解されておりません。
一般消費者に「現在の通信サービスがどのように建設・運営され、これからどのように発展してゆくのか」「世界の通信動向と日本の将来はどうなっているのか」を分かりやすく解説した啓蒙書がますます必要となっています。
しかし、こうした啓蒙書を執筆する時、教科書のように技術だけを解説しても一般読者の関心や共感は得られません。日々の生活体験や耳にするニュースなど、一般読者が接するトピックを紡ぎながら解説しなければなりません。そこで本書は、御社が展開する日々のビジネスやそれにまつわるエピソードを交えながら、通信サービスの現状と次世代サービスのあり方を捉えられないかと考えています。そこでは、御社が過去に成功した事例や逆に失敗した事例を筆者なりに解説してゆきたいと存じます。
本書に収録したい御社グループ企業(仮、順不同): †
- NTT持株様(含NTT研究所)、NTT東西様、NTTドコモ様、NTTコミュニケーションズ様、NTTデータ様、その他(必要に応じNTTコムウェア様など)
- 本書に収録したいトピック(仮、順不同):
下記のトピックについては、今後御社と協議しながら、追加削除を行いたいと考えております。
- 組織体制/業績
- 関連企業を含め、NTT企業の概要、どれだけの雇用を維持しているのか、など
- 会社の歴史
- 公社から民営化までの道のり、民営化後の課題(含む、分割議論は時代遅れか)
- 御社グループ企業別トピック(仮)
- NTT持株様:
中長期展望、グループ経営の難しさ(変わり行く社員の意識、分割議論、グループのメリット/デメリット)、国際事業、海外上場関連トピック、NTT研究所の意義と役割、その他
- NTT東西様:
固定電話の現状、中継網の役割と将来(含むマイグレーション)、NGNの現状と今後、光サービス各種、その他
- NTTドコモ様:
ドコモの携帯史、iMode、LTE、携帯アプリケーション戦略、携帯放送(BeeTV、携帯マルチメディア放送)など
- NTTコミュニケーションズ様:
アークスターの概要、事業部・ネットワークの展開状況、国内幹線網サービス、法人ネットワーク・サービス、内外のクラウド戦略など
- NTTデータ様:
組織概要、サービス(法人、公共事業)概要、クラウド戦略を含む次世代戦略
書籍の体裁、発行時期:&br †
体裁は、ハードカバーあるいは、セミハードカバー。200ページから300ページ程度。2011年秋発行をめどとします。
- 平成22年12月24日、小池 良次、在米ITジャーナリスト
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